チバユウスケさんと甲本ヒロトの伝説の夜 マキシマムザ亮君が明かす「初めて言うけど…」
先月26日に亡くなったチバユウスケさんと甲本ヒロトのエピソードを明かしたマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君。生前のチバさんとの2ショットも公開した。
ロックバンド・マキシマムザホルモンのギターボーカル・マキシマムザ亮君が5日、同バンドのX(旧・ツイッター)を更新。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)、The Birthdayなどのギターボーカルで活躍したチバユウスケさん(享年55)の秘話を明かした。
■チバさんの影響受けた1人
「チバユウスケさんが存在しなかったら、生まれてなかったホルモンの曲は山ほど存在する」というほどチバさんの影響を大きく受けた亮君。過去には、ホルモンの楽曲『祟り君~タタリくん~』をチバさんバージョンで収録したいと直談判したことも。
すると「CDが売れない時代に色々考えててりょーちゃんはすごいね。いいよ歌うよ」て即答してくれて、2人で乾杯したと振り返った。
■「カッコよくて悔しかった」と言われ…
エピソードはまだある。ライブで共演したチバさん、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトとの打ち上げでの出来事。
「めったに打ち上げに出席しないヒロトさんが珍しくほろ酔いで、 『初めて言うけど、ぼくはミッシェルガンが現れたとき、カッコよくて悔しかったなぁ』みたいなことをぽろっと本人の前でおっしゃった」。
チバさんは3秒ほど黙った後、ニヤけながら「りょうちゃん…いい夜だな」と照れくさそうにつぶやいたという。
■2ショット&弾き語り音源
他にも、ここには書き切れないほどチバさんとの思い出がある亮君。 フェイスブックに掲載していたチバさんとの2ショットをあらためて投稿、ミッシェルの名曲『GT400』を弾き語りする自身の音源もアップする。
大先輩ではあるが、チバさんを「オシッコちゃん(愛すべき憎めないお馬鹿さん)」と認定していたとした上で「さようならチバユウスケさん また会おうオシッコちゃん!!」と稀代のロックスターに別れを告げた。
■食道がんで休養していた
チバさんは明治学院大学在学中にミッシェルを結成し、2003年に解散。06年にBirthdayを結成し、昨年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』では『LOVE ROCKETS』でオープニング曲を担当した。
今年4月に食道がんの治療のため休養すると発表。回復に向けて治療を続けていたが、11月26日に亡くなった。