DeNA退団のバウアー、球団OB高木豊氏が去就を予想 「戻って来ると思う」
11月いっぱいで横浜DeNAベイスターズを退団したトレバー・バウアー投手だが、OBの高木豊氏は再契約に期待を示す。
■「条件次第だと思う」
今回の動画では、退団が決まった助っ人外国人選手たちの去就について予想を展開。バウアー投手は11月30日付で退団しているが、アシスタントの森藤恵美は、以前バウアー投手が発していたコメントを紹介する。
「『NPBに残るんだったら自分はDeNA』『メジャーでまた帰れるならメジャー』みたいなことを…」と紹介すると、高木氏は「条件次第だと思うけどね」とまず持論を展開した。
■訴訟は和解もメジャー復帰は困難?
森藤はさらに、バウアー投手がメジャーリーグ時代に、性的暴行などの疑いで女性から訴えられていた件について触れる。この件では10月に女性との和解が成立しているが、イメージが悪いためにメジャーには戻れないのではないかという声もあることを紹介。
高木氏も「白くはなったんだけど、そういうイメージがついた選手ってのは、メジャーでもあんまり採用しないよね」と同意し、「どんなにスーパースターでも、実績上げても、一発でダメになる」などとスキャンダルに対するメジャーの厳しさを口にした。
■本人の言葉を信じる
こうしたメジャー復帰へのハードルの高さを踏まえた上で、高木氏は「バウアーは、俺は予想ではDeNAに戻って来ると思うよ」とズバリ。
さらに、「戻って来てほしいし、『え? ソフトバンク行っちゃった?』みたいなことはやめてほしいよな」と、獲得が報じられている福岡ソフトバンクホークスへの移籍を危惧した。
その後も、「DeNAに戻って来てほしいけどな」と述べ、日本に残るならDeNAという本人の言葉に「それを裏切らないでほしいなと思うけどね」と期待を示した高木氏。果たして、来季はどこのユニフォームを着るのか。