中日ドラゴンズ日本一達成後、TV局に電話を… 森繁和氏が「完全試合目前の継投」の裏側を告白

2007年日本シリーズ第5戦で起きた完全試合目前の継投。中日ドラゴンズ投手コーチだった森繁和氏は批判に憤慨して…。

■「同点になったら…」

森氏はさらに「ニュース番組の政治家みたいなのが、名前も顔も知っているけど、そいつが『だから野球人気がなくなる』。てめえにそんなことを言われる筋合いはないって」とコメント。

続けて「もしあのまま行ってよ、山井が先頭打者を出してしまった。あわてて岩瀬が行った、打たれて同点になったら、1つじゃなくて2つ3つパーになるじゃん。優勝できなくて北海道に行って負けたとなったら。勝てる保障はない」と振り返っていた。

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■現在でも議論に

話題に上がった2007年の日本シリーズ第5戦。中日ドラゴンズが王手をかけた試合はダルビッシュ有投手と山井投手の投げ合いに。

中日は2回に1点を先制すると、山井投手が相手に1人のランナーも許さず8回を投げ終える。完全試合を続行していたが落合監督は9回に岩瀬投手を投入し、三者凡退で日本一を決めた。

この継投については「なぜ交代させるのか」と一部で批判が上がり、野球ファンの間で現在も議論になっている。

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■森氏が「完全試合目前の継投」を語る