「かっこいい物拾った!」とノリノリな小学生 手にした物体が危険すぎると話題に…

小学生男子が「かっこいいもの拾った!」と大喜び。手にした物体の「思わぬ正体」に、反響が相次いでいたのだ。

メタリックなデザインは、いつの時代も男心をくすぐるもの。「SF」や「サイバーパンク」といったジャンルを見ても、その存在感は明らかである。

なお以前X(旧・ツイッター)上では、小学生男子が道端で拾った「かっこいい金属」が話題となっていたのをご存知だろうか。

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■小学生男子「かっこいいやつ拾った!」

今回注目したいのは、岐阜県関市にある曹洞宗のお寺・千手院のXアカウントが投稿した一連のポスト。

投稿には「コレは、朝のせんちゃん散歩の時にすれ違う小学生の男児が拙に『かっこいいやつひろった!!!!』と手渡してきたモノ」と意味深な1文が綴られ、正方形の薄い金属プレートの写真が確認できる。「好きなアニメのバッジでも拾ったのかな…?」などと考えつつ、プレートをよく見ると…。

境界標

表面には「境界」「関市」と刻印されていたのだった。

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■「こんな簡単にとれるの!?」とネット民驚愕

なんとも微笑ましいエピソードは瞬く間に話題となり、件のポストは投稿から数日で5,000件以上ものリポストを記録するほど。

他のXユーザーからは「これ、こんな簡単にとれるの!?」「どこの境界なのか気になる…」「これは危ない」といった具合に、驚きの声が多数寄せられていたのだった。

千手院の担当者に詳細を尋ねたところ「毎朝、芝犬のせんちゃんの散歩をしており、その途中で毎朝すれ違う小学生男児に手渡された物になります」という回答が。

境界標

担当者は「『引き抜いた』ワケではなさそうですが、拾得物が拾得物なだけに、こちらで引き取り、然るべき届出をしようと考えた次第です」「『すごい物落ちてたね』という驚きと共に、ポストいたしました」とも振り返っている。

その後、男児に発見場所を尋ねて周辺を散策するも、残念ながら本来設置されていた場所は発見できなかった。そこで市役所に経緯を相談したところ、担当課の職員が引き取りに現れ、ひとまず事態は収束したという。

ところで、今回話題となった物体を「道端で見たことがある」という人は多いと思うが、「詳しい役割は知らない」という人も、決して少なくないのではないだろうか。

そこで今回は、話題のプレート「境界標」の詳細について、関係各所に話を聞いてみることに。

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■「土地調査のプロ」に話を聞くと…