不仲な母親に父親の葬儀出席を禁じられた女性 「勝手に出る」案に割れる世論
がん闘病を経て亡くなった父親の葬儀に出席したい。そう娘は考えたが、不仲な母親に「絶対に来ないで」と言われてしまった。
大嫌いな母親に「葬儀には来るな」と言われたが、どうしても行きたい。娘として、きちんと父親にお別れを言いたい。こういう場合、行くべきか、それとも母親の気持ちを尊重するべきなのか…。
■両親と絶縁状態に
今から5年前、海外で暮らす女性が両親とお金に関することで激しくもめ、絶縁状態になった。しかし約2年前、父親から連絡を受けた女性はその内容に打ちのめされた。「がん宣告を受けた」という衝撃的な知らせだったからだ。
それからというもの、女性は父親と定期的に連絡を取り合うように。問題が解決したわけではなかったが、父親との関係が徐々に良い方向に向かい始めたことを嬉しく思っていた。
■父親の死にショック
そんなある日のこと、母親から「お父さんが入院しました」というメールが届いた。状態がかなり悪いことを知った女性は病院に駆けつけたが、父親の病室に入ることは許可されなかった。母親が「娘を入れないように」と関係者らに指示してあったのだ。
それから2週間も経たないうちに、父親は亡くなった。看取るチャンスさえなかったことを、女性は心から残念に思った。
■葬儀への出席も禁止に
せめて葬儀には出席したいと考えていたが、母親からは「絶対に来ないように」と釘を刺された。父親を大事に思っていたのに、見送ることも許してもらえない。ひどい仕打ちに傷ついた女性は、母親を憎むようになった。
その後、女性はいとこに連絡し葬儀会場を教えてもらった。母親ともめたくはないが、勝手に行き会場に入ってしまおうと考えているという。
そんな女性が、イギリスのメディア『MailOnline』の人生相談コーナーに投稿し、アドバイスを求めた。
■「行かないほうがいい」と助言
相談を受け付けた回答者は、「あなたが行けばもめるでしょうし、そうなればお別れを言うどころではなくなります」と断言。葬儀には行かず、自分なりの方法で父親にお別れをすればいいのではないかと提案している。
ネットユーザーらも、さまざまなコメントを書き込んでいる。あるユーザーは「お墓参りに行けばいいのでは?」と提案。また別のユーザーらは「とにかく葬儀会場に行けばいいと思う」「静かにしていればいい。お母さんが騒いだとしても、お母さんがひどい人だと思われるだけ」とコメントしている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)