ファンの声援に奮い起つ 「またあの場に立ちたい」元DeNA・倉本寿彦がYOKOHAMAカムバックに意欲
3日、横浜スタジアム設立45周年を記念したスペシャルイベント『YOKOHAMA STADIUM 45th DREAM MATCH』に元DeNA・倉本寿彦がスタメン出場。試合途中のインタビューでは「まだまだ現役で頑張ります!」とファンへ誓いを立てる姿も。
横浜スタジアムに元横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦が帰ってきた。3日に行われたスタジアム設立45周年を記念したスペシャルイベント『YOKOHAMA STADIUM 45th DREAM MATCH』で慣れ親しんだショートのポジションに入った“背番号5”の元には、ひときわ大きな声援が送られていた。
■思い出の地でスタメン出場
横浜高校時代からプレーしていたホームグラウンド。昨年の9月27日以来踏み入れた思い出の地で、神奈川県内の高校野球出身のレジェンドたちが集結するチーム「Y45 LEGEND HEROES」の一員として8番・ショートでスタメン出場すると、右に左に快打を連発しマルチヒットをマークした。
守備でも憧れの石井琢朗現コーチの盗塁に対し、優しくタッチで阻止。セカンドベース上で談笑を交わす姿は、見るものをも笑顔にさせた。
■ファンへ誓い
試合途中のインタビューでは「ありがとうございます。嬉しいです」と声を弾ませ、会場を埋めた多くのネームタオルやユニフォームを感慨深げに眺めながら「いつかは帰ってきたいなと思いました。まだまだ現役で頑張ります!」と声のトーンを一段上げて、ファンへ“これから”を誓った。
ゲーム後も「思ったよりファンの方がめっちゃ多くて。タオルとかユニフォームとか、あんなに出してくださったのを初めて見て。今日は本当に嬉しかったですね」と未だ興奮冷めやらぬ様子で振り返り「まだまだ頑張らないとダメだと思いました」とファンの存在の大きさを再確認。
■「まだイケるな」と実感
しっかりと結果を出したことにも「まだイケるな」と実感し「今日(横浜スタジアムに)帰ってきてあそこでやっちゃうと、まだやりたいなと。今やらなかったら後悔するなと思いました」と改めて現役続行へ意欲をみせた倉本寿彦。
シュアなバッティングに、闘志あふれるヘッドスライディングで、この先もスタンドを沸かせてくれそうだ。
■執筆者プロフィール
萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。
23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。
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(写真・取材・文/Sirabee 編集部・萩原孝弘)