中日ドラゴンズはホームランテラス設置で優勝の可能性 江川卓氏が提言
江川卓氏が中日ドラゴンズの本拠地バンテリンドームにホームランテラスの設置を提言。
■プラス10本違ってくる?
江川氏は今季中日の4番を打った細川成也選手を例に出し「球場の形が変わると、細川さんのバッティングが数段良くなると思う。今のままだとむりやり打つんで、フォームを崩すのがもったいないなと思ってみている」と解説する。
スタッフが「神宮球場サイズだったらホームランは何本くらい変わりますか?」と質問すると、江川氏は「プラス10本くらいは違ってくる」と分析した。
■楽に打たせてあげたい
現在のバンテリンドームに江川氏は「100メートル打ったらホームランになるというのを、名古屋でやる場合は塀が高いですから、120メートル飛ばさないといけないという感覚なので」と解説する。
続けて「20パーセント力を入れて打たなきゃいけないということですから、ミスが凄くおこってくる。それが形で見えるので、そこを楽に打たせてあげられるようになったらいいなと思うんですよね」と指摘。
そのうえで「いろいろなからみがあるので、私が言うべきことかどうかはわかりませんけど、そうなっていったらいいなという、私の理想の話なので」と語っていた。
■投手陣が打たれる可能性も…
バンテリンドームのホームランテラス設置については立浪和義監督も熱望しているといわれているが、実現には至っていない。
ホームランテラスの設置でホームランが増加することは確実であることから導入を望む声もあるが、中日投手陣が打たれる可能性も上がるため、反対する人も少なくない。