30代男性の鼻に刺された箸2本が脳に侵入 5ヶ月前に喧嘩に巻き込まれ…

喧嘩した際に「顔を刺された」と思ったものの、鼻に箸を突き刺されたことに気づかなかった男性。その後にさまざまな症状に悩むようになり、再び病院に駆け込むはめになった。

箸

頭が痛くてたまらず、他にも不快な症状を自覚した男性。病院に行き手術を受けるまでの経緯を、『New York Post』など海外メディアが伝えている。


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■病院に行った男性

11月25日、ベトナムのある病院を35歳の男性が訪れ、「5ヶ月前からひどい頭痛に悩まされています」「鼻から液のようなものが流れ出てくるんです」などと訴えた。

原因を探るためCT検査を行った医師は、気脳症と診断。さらに詳しく調べたところ、鼻から突き刺さったとみられる折れた箸2本が頭蓋骨に達し、脳に侵入していることが明らかになった。

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■顔を刺された記憶

男性本人もなぜ箸が鼻に入ってしまったのか最初は分からなかったというが、じっくり考えるうちに5ヶ月前のある出来事を思い出した。酒を飲みに行った際に喧嘩に巻き込まれ、何かで顔面を刺されていたのだ。

酔いもあって、細かいことはほとんど記憶にない。そのまま病院に行ったというが、医師らも男性の鼻の奥に箸が突き刺さっていることに気づかなかった。その日を振り返った男性は、喧嘩の相手が鼻に箸を突っ込んだに違いないと確信した。

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■箸を取り出した医師団

医師団は内視鏡を使って詰まっていた箸2本を無事に取り除き、必要な処置を施して男性を救った。男性の状態は落ち着いているというが、まだ退院は許可されていない。

担当した医師は「このようなケースは非常に稀です」と話しており、世間からは「当たり前だ」「この男性はいったいどれだけ酒を飲んでいたのか」といった驚きの声が多くあがっている。

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■鼻にコインが詰まったケースも

2022年には、イギリスで暮らす少年(当時14)の鼻からコインが出てきたことがあった。少年は幼児期に鼻の穴にコインを詰めたが親にも伝えることができず、その後しばらくすると詰めたことも忘れてしまった。

しかし約10年が経過した頃、鼻にひどい痛みと違和感を覚えたため鼻を思い切りかんだところ、片方の鼻の穴からコインが出てきた。耳、鼻、喉などの症例を診てきた専門家は、「子供が鼻に物を詰めることは珍しくない」と説明。ビーズや小さなレゴブロック、ロブスターの爪を鼻に突っ込むケースもあるという。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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