女性の遺体にみだらな行為をした病院警備員が逮捕 目撃した同僚に「持病が」と言い訳
女性の遺体と性行為に及んだ病院警備員の男。その現場を同僚に見られたことで、蛮行が明るみになった。
アメリカの病院内の遺体安置所で、女性を屍姦したとして、警備員の男が逮捕された。『AZ Family News』『ABC 15 News 』などが伝えている。
■病院警備員が遺体を預かり…
10月22日、アリゾナ州の大学病院に女性(79)の遺体が運ばれてきた。自然死だったそうで、事件性はない。
この時、同大学病院で働く警備員の男(46)が警察から遺体を受け取り、遺体安置所内の冷凍庫に安置するまでの役目を担った。
しばらくして男の同僚の警備員2人が遺体安置所に入ろうとするも、ドアが施錠されていたという。普段は施錠されることはほとんどなく、しかも照明が点いていたため、不審に思った同僚らは鍵をこじ開けて中に入った。
■「過去の病気が」と説明
安置所内には男がおり、同僚らに気付くと慌てた様子で女性の遺体を隠そうとした。
男の制服は乱れており、ズボンのチャックは開いたままで、ベルトは遺体の横に置かれていた。さらに、本来なら遺体は遺体袋に入っているはずだが、袋は開封されて女性はうつぶせの状態にされていた。状況から、男が女性の遺体と性行為に及んでいたことは明らかだったという。
しかし男は、「過去の病気の症状が出て、意識を失って倒れた。この時に女性の遺体をつかみ、遺体袋が破れてしまった」などと説明したそうだ。
■遺体への犯罪行為で逮捕
同僚らが「男の行為」を上司に報告すると、その2日後に警察が呼ばれた。警察が男に事情を聞いたところ、男は「持病で覚えていない」と回答している。
そこで証拠をつかむべく、捜査関係者はレイプ検査キットを使い、女性の遺体から体液とみられる物質を採取してDNA鑑定にまわした。約1ヶ月後に出た鑑定結果で男のDNAと一致したことが分かり、警察は遺体を傷つける犯罪行為を行ったとして、男を逮捕した。
男は逮捕後、病院の警備職を解雇された。認否は伝えられていないが、有罪となれば第4類の重罪とあって、最大で禁固刑4年の可能性もある。
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(取材・文/Sirabee 編集部・宮 ちてら)