長嶋茂雄氏が西武ライオンズの監督就任要請を断っていた 森繁和氏が告白

西武ライオンズ創世記、球団が長嶋茂雄氏に監督就任を要請し、固辞されていた事実を森繁和氏が告白。広岡達朗氏の「管理野球」も振り返り…。

■管理野球を語る

森氏は高橋氏の発言に「だって、座って物を食べちゃいけないんだ。立ってつまむとかさ、ないんだもん」とコメント。

高橋氏が「知ってる、大丈夫かなと思っていたもん」と回想すると「よその人が反対側に来たら反対側のベンチを通って、ランニング場やブルペンに行っていたときに、ちょっとおにぎり1個とか」と森氏は語る。

さらに「よその人はそばとかうどんを食べているのに、ないんだもん。食えなかった」「西武はサンドイッチちょこっととか、果物」と振り返っていた。

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■広岡監督初年度に日本一

西武ライオンズは1979年に誕生。根本陸夫氏が指揮をとったあと、1982年に元読売ジャイアンツの広岡氏が監督に就任する。

広岡氏は選手の食事を管理する野球を実践。田淵幸一氏や大田卓司氏、山崎裕之氏などベテラン勢の反発を受けたものの白星を重ね、いきなり日本一に導いた。

1982年以降西武は1985~88まで4連覇、90~94年は5連覇と黄金時代を築く。また、1982年~2006年まで25年連続Aクラスという偉業も達成。常勝の基礎を築いた広岡氏の手腕は高く評価されている。

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■森氏が西武創世記を語る