櫻井翔・相葉雅紀、嵐の後継番組終了で浮上した「弱点」 活動休止後“失われたもの”が…

嵐5人の後継番組2つが終わる。番組が終了する裏では、活動休止で浮き彫りになった「弱点」が囁かれて…。

2023/12/01 11:30

嵐・櫻井翔・相葉雅紀

11月にデビュー24周年を迎えた嵐。だが、櫻井翔相葉雅紀は複雑な心境かもしれない。嵐5人でやっていたバラエティ番組の後継番組が終了するからだ。

活動休止から3年経ち、「弱点」が浮き彫りになって…。

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■嵐の「後継番組」2つが終了へ

11月20日、櫻井がMCを務めるバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)が来年3月末で終了すると報じられた。同番組は、2010年から嵐が活動休止する20年末まで放送されていた5人の冠バラエティ『嵐にしやがれ』の後継番組として21年にスタート。

9月には、相葉がMCを務めた『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)も終了。こちらも、2008年から20年末まで放送された嵐メインの番組『VS嵐』の後継番組だった。

『VS魂グラデーション』終了後、10月から同じ時間帯に相葉MCの『木7◎×部』が放送されているものの、嵐からバトンを受け継いだ番組に一度ピリオドが打たれた印象は拭えない。

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■性加害問題の影響は…

11月21日の『スポーツニッポン』によれば、通常春の番組改編期にバラエティ番組が終了する場合は前年の11~12月に決定するが、櫻井の『SHOWチャンネル』終了が伝えられたのは10月半ばだったという。10月は、ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)が2回目の記者会見を開いた時期だ。

スマイルアップの所属タレントを起用するスポンサーが相次いでCM契約を打ち切った。『スポニチ』は、こうしたスポンサーの反応が櫻井の番組終了に影響した可能性を指摘している。


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■「嵐5人の時よりも視聴率が…」

あるテレビ局関係者は、「嵐枠」の番組が終了する背景について、こう推察する。

「嵐5人の時と比べて、視聴率が下がったことも関係しているのではないでしょうか。『嵐にしやがれ』、『VS嵐』は両方とも安定して平均視聴率10%を越えていました。ですが、今年の櫻井さんの『SHOWチャンネル』は平均視聴率6~7%前後、相葉さんの『VS魂グラデーション』も平均視聴率3~4%と苦戦していた印象です。さらに、夏頃からジャニー氏の性加害問題が大きな話題になったことで、2人の番組終了の“ダメ押し”になったのかもしれません」(テレビ局関係者)。


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■浮き彫りになった「弱点」

嵐が活動休止して3年経つ。一時的に芸能界から離れている大野智を除き、4人は個人の活動に精力的に打ち込んでいる。ただ、少しずつ「弱点」が浮き彫りになっていて…。

「嵐は、グループに決まったセンターがおらず、『5人で一つ』という印象が強いです。嵐時代の冠番組に関しても、誰か一人が目立つのではなく、5人の和気あいあいとした空気が魅力でした。そうした雰囲気が失われてしまったんです。櫻井さんも、相葉さんもMCとしての技術が低いわけではありませんが、5人で番組を回す姿を見たい人が多いのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。

もう一度、テレビで嵐全員そろった姿は見られるか──。


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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