「凶器を持つた男が家に」と怯えた妻が子供を置いて脱出 経緯を知り夫が激怒
「ハンマーを持った不審者が家に入った」と考えた妻がひとりで家を飛び出し、双子の子供たちを置き去りに…。それを知った夫は「あり得ない」と憤った。
どんなことがあろうと、子供を置いて逃げるなんて親として許せない。そう考える夫に、ネット掲示板のユーザーらがさまざまな意見を寄せている。
■ハンマーを持った男が出没
海外で暮らす男性(34)が、専業主婦である妻(42)との間で勃発したトラブルについて、ネット掲示板『Reddit』に書き込んだ。
その日、息子2人(5、3)は園に行き不在。男性も仕事に出ており、自宅にいるのは妻と双子の娘(8ヶ月)の3人だけだった。
しかし妻が部屋でくつろぎ窓から外を眺めていたところ、ハンマーを持った見知らぬ男が家に接近。妻と目が合うなり手を振り、玄関のドアをいきなり開けようとしたというのだ。
■修理工と判明するも…
怖くなった妻は裏口に急ぎ、ひとりで脱出した。ベビーベッドで寝ていた双子を置き去りにして、自分だけ逃げたのだ。
通報を受けて駆けつけた警察官が調べたところ、ハンマーを持っていた男は、隣人が雇っている修理工であると判明。「もし家に誰もいなければ勝手に入って」と事前に言われていた修理工が、男性宅を雇い主の隣人宅と勘違いして中に入ろうとしたのだ。
■怒りを募らせる夫
もし修理工ではなく、危険人物だったとしたら…。そう考える男性は、双子を置いて逃げた妻をどうしても許すことができない。しかし妻のほうは「トラウマになった」などと主張し、理解しようとしない男性に腹を立てている。
育児に関して文句を言うのはいつだって妻のほうで、「あなたは子供に十分なことをしていない」「私は常に犠牲を払って子供に尽くしているのに」と言っていた。それなのに逃げた妻に対し、男性は怒りを禁じえないという。
これまでも完璧な結婚生活とはほど遠かったが、今回のことがあったせいで男性の悩みはより一層深くなった。
■妻を擁護する声が噴出
投稿を読んだユーザーのひとりは、「銃を突きつけられた経験がある者です。個人的には、『私ならこうした』なんて言われると我慢できなくなる」とコメントした。
その他のユーザーらも「問題は実際に山積みで、今回のことは氷山の一角に過ぎないのではないか」「『逃げた』と言うが、助けを呼びに行っただけでは…」と書き込んでいる。
また「私なら子供を置いて行ったりしない」「もし子供たちが死んだりしたら、『私だけが逃げた』と思いながら生きるはめになる」「それよりは死んだほうがマシ」と書いているユーザーもいるが、多くの人が妻の行動を「責められない」と判断したようだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)