カボチャボートでギネス世界記録に挑戦の男性 64キロ漕ぎ「記録より自然保護」
アメリカ・コネチカット川で、カボチャボートを漕ぐギネス世界記録にある男性が挑戦。見事に記録超えを達成した。
アメリカ人の男性がカボチャボートをパドリングする記録に挑戦し、世界記録を破った。『Ary news』や『UPI』が伝えている。
■カボチャ漕ぎの新記録
マサチューセッツ州フローレンスに住むデイブ・ロススタインさんは、1,024ポンド(約464キロ)の巨大カボチャをくり抜き、簡易的なボートにした。
同州フランクリン郡ディアフィールドを出航し、コネチカット川を南下してハンプデン郡ホルヨークまで40マイル(約64キロ)以上の距離を漕ぎ、「カボチャボート(漕ぎ)による最長の旅」のギネス世界記録に到達したという。
■他にも記録更新者
デイブさんが目指していたのは、現在のギネス世界記録。ネブラスカ州のデュアン・ハンセンさんが、2022年に37.5マイル(約60.3504)を漕ぎ、登録されている。
じつは10月には、ミズーリ州レバノンでスティーブ・クエニーさんが、自作のカボチャボートで38.4マイル(約61.8キロ)のパドリングの旅に出て、ハンセンさんの記録を僅かながら更新していた。しかしクエニーさんの挑戦は、まだギネス世界記録に認定されていない。
■記録より自然保護
世界記録更新を達成したデイブさんだが、ギネス認定にそれほど執着していないようだ。
地元メディア『WWLP-TV』に、「世界記録を破ったことは、このエリア周辺のみんなの記録です。私ひとりの記録だとは思っていません」と語った。
カボチャボートによるパドリング挑戦には明確な目的があったそうで、「コネチカット川流域の意識を高めるためでした。私たちの多くがこの川の近くに住んでおり、保護されるべき素晴らしい資源があるからです」と、自然保護の周知のための行動であることを明かしたという。
■カボチャボートを漕き記録挑戦
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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)