“金農旋風”日ハム・吉田輝星の電撃トレードに驚きの声 「ファンフェスが最後だったなんて」「大覚醒してほしい」
日ハム・吉田輝星とオリックス・黒木優太のトレードが発表。“金農旋風”で話題となった甲子園のスターの電撃トレードに驚く声が。
■“金農旋風”で注目
吉田投手は秋田・金足農業高校が“金農旋風”を巻き起こした2018年の夏の甲子園でエースとして活躍。同校を準優勝に導き、甲子園のスターとして話題を集めた。同年のドラフト会議でファイターズの1位指名を受けて入団。昨シーズンは中継ぎとして51試合に登板したが、今季は3試合にとどまり、通算64試合登板で3勝9敗、5ホールド、防御率は6.23の成績となっていた。
一方、黒木投手は立正大から2016年のドラフト2位でオリックスに入団。今季は12試合に登板して1勝5敗、防御率6.58、通算133試合で10勝11敗、3セーブ、47ホールド、防御率4.37の成績だった。
■両選手がコメント
吉田投手は球団を通じ、「ドラフト1位でファイターズに獲得してもらって、5年間優勝に貢献するような活躍ができず申し訳ないですし、すごく悔しいです。たくさんの方々に支えられて感謝しかありません。ファンの皆さん応援していただいて、ありがとうございました」とコメント。
黒木投手も、「突然のことで驚きましたが、必要とされた環境でプレーできるということは野球人として嬉しいことだと思いますので、今は素直に受け止めて新天地で頑張ろうという気持ちになっています」などとコメントを発表した。
■前日にはファンフェスに参加
吉田投手は今月21日に行われた契約更改で、400万円ダウンの推定年俸1,600万円でサインしたばかり。きのう23日には、本拠地のエスコンフィールドで行われたファンフェスティバルに参加し、自身の公式インスタグラムでも来季に向けての意欲をつづっていた。
それだけに、Xでも電撃的なトレードの発表に「吉田輝星」や「吉田くん」「電撃発表」といったワードがトレンド入りした。
■「プロの厳しさ」「大覚醒してほしい」
ファンからは、「きのうファンフェス出てたやん!」「ファンフェスが最後だったなんて」「プロの厳しさを感じたな」「電撃過ぎて目が覚めた」と驚く声があがった。
また、「好きな選手だから頑張ってほしい」「ピッチャー宝庫のオリックスから指名されたってことはチャンスがあるということだと思う!」「投手育成の上手いオリックスなら、高校時代の輝きを取り戻してくれると期待してのトレードかなと思った」「オリックスの育成メソッドで大覚醒してほしい」と期待の声もあがっている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)