『呪術廻戦』アニメ、勤労感謝の日に残酷すぎる放送 ファンは「人の心とかないんか?」
23日夜、アニメ『呪術廻戦』の第42話が放送。放送日と内容の奇跡のシンクロ具合に対して「人の心無いんか?」と悲鳴が上がっている。
毎週木曜夜11時56分より放送されているアニメ『呪術廻戦』(TBS系)では、「渋谷事変」もいよいよ佳境に。そんな中、ネット上では42話「理非」の放送日に対して「人の心とかないんか?」と、悲鳴が続出している。
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■人気キャラ・七海建人
発端は『呪術』41話「霹靂-弐-」が放送されて以降のことである。
同話のラストシーンでは、登場人物・七海建人が先の死闘で左半身に大きな火傷を負い、疲弊し切った状態で登場。原作漫画で既に先の展開を知っている視聴者も、アニメ派のファンも、大いに不安を感じる終わり方となった。
そして、数名のファンが「皮肉すぎるシンクロ」に気づいたのだ。
■稀代の名言「労働はクソ」
「脱サラ呪術師」という異例の経歴を持つ七海には、大人としての、社会人としての責任や気苦労を感じさせる名言や名シーンが多数存在する。
中でも「労働はクソ」という台詞は全社会人の代弁であり、そんな七海は何よりも「残業」を嫌っているのだ。定時を過ぎると力が増幅するという能力の持ち主でもあり、作中で放たれた「ここからは時間外労働です」という台詞を、残業する際に口にするファンもいることだろう。
そんな七海がボロボロの状態で現れた回の次回放送日は11月23日。そう、勤労感謝の日なのだ。
■「人の心とかないんか?」
この事実に気づいたファンは、X(旧・ツイッター)にて「よりによってあの回を勤労感謝の日に…?」「人の心とかないんか?」「偶然なのか、狙ったのか…」「ナナミン、たくさん働いたもんね…」など、悲痛な声をあげている。
一夜明け、本日24日は多くの人々が労働に身を投じていくことだろう。労働と『呪術』のダブルコンボで身も心もボロボロと思うが、決して挫けずに強い心を持ちたい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)