火事で丸焦げになった車内に唯一残った物は… TikTokで紹介された“奇跡”が話題
車が炎上してしまった女性がTikTokで明かしたところによると、燃え盛る車の中で、ある物だけが原型のまま残っていたという。
火事が発生すると、その温度はなんと1,000℃にもなると言われている。そんな火事にまつわるTikTokの投稿が話題になっていることを、アメリカの『People』や『ABC7』が報じた。
■車両火事が発生するも…
ダニエルさんという女性が、「danimarielettering」のアカウント名でこのたびTikTokに動画を投稿した。
14日、車両火事が発生して愛車が丸焦げになってしまったが、そんななかで唯一原型を留めていた物があったという。それは真空ボトルやアウトドア製品で人気の『スタンレー』が販売しているタンブラーで、見事にドリンクホルダーに残っていたのだ。
■氷も溶けずに残る
さらにダニエルさんがタンブラーを振ってみると、中には溶けていない氷も残っていた。動画には「火事の後に喉が渇いたって? スタンレーがあれば大丈夫よ」というキャプションを添えている。
この動画を見た人々からは「スタンレーすごい」「性能を証明したね」「真空の商品はいろいろあるけど、これは本物」「値段が高いだけのことはある」など、驚きと称賛の声が相次いで寄せられた。
■社長自らTikTokに登場
動画は間もなくして、スタンレーのテレンス・ライリー社長の目にも留まった。
スタンレーの公式TikTokでシェアするとともに、自ら動画で「こんにちは、ダニエルさん。初めに、あなたが無事で本当によかった」と語り始めたテレンス社長。さらに「彼女はこれを通して、最高の形で当社製品のPRをしてくれました」として、感謝と安堵の気持ちを述べている。
■車の購入を申し出
続いてテレンス社長は「私たちはこれまでこんなことをしたことがないし、今後もする予定はないけれど…」と前置きしつつ、なんとダニエルさんに新しい車とタンブラーの提供を申し出たのだ。
これに対し、ダニエルさんは再び動画を投稿。「皆さんからの応援コメントと、スタンレーの親切な対応に感謝してもしきれません」と述べた。
企業の神対応を知った人々からは、コメント欄に「スタンレー製品を買おう!」といった声が続々とあがり、同社はさらに好感度を上げたようだ。
■車両火事でも原型を留めたタンブラー
@danimarielettering Thirsty after you catch on fire? @Stanley 1913 is like no problem i gotchu #fyp #carfire #accident #stanleycup
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
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