気を遣うのは面倒… 約9割が「無理して人と一緒にいる」よりも選ぶ状況に共感
人間関係はなにかと難しいことも多いので、面倒に感じるときもあるだろう。
心を許した相手となら、楽しい時間を過ごせるだろう。しかし距離感があったり苦手だったりする人と一緒だと、疲れてしまう場合もある。それならば、一人のほうがいいと考える人も多いようだ。
■約9割「無理して一緒にいるよりも…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に実施した調査では、全体で92.4%が「無理して一緒にいるよりも、一人のほうがましだと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が89.6%、女性が95.3%となっていた。
■高校時代の友達と
学生時代に一緒にいた友達に苦手意識を持っていた30代女性は、「高校時代に一緒にいた友達は、私のことを甘く見ている感じがしていたんです。ずっと居心地が悪い気持ちがありながらも、一人になるのが嫌なので一緒にいました。今ならば、そんな中で我慢するより一人を選ぶのですが…」と当時を振り返る。
その友達とは疎遠になっているようで、「会っても気まずいだけだと思うので、これでよかったのだと思っています」とも話していた。
■距離を取りたいのに相手が
一人になりたいのに苦手な人に絡まれる20代男性は、「会社にいる同期は周囲を振り回すところがあるので、できれば距離を取りたいと思っているんです。ただ向こうは、同期ということもありなにかと絡んでくるんです。その同期と一緒にいると疲れるので、一人でいるほうがましなのに…」と不満を漏らす。
こちらの気持ちを汲み取ってくれないところも嫌なようで、「嫌な気持ちをなんとなく匂わすくらいでは伝わらない相手なので、どうすればいいか悩みますね」と続けた。
■交友関係の広い先輩
会社での昼休みの付き合いに悩んでいる20代女性は、「昼休みは一人でゆっくりとしたいと思っているのですが、そうはいかないのが会社の面倒なところで…。とくに同じ部署の先輩は顔が広く、いろんな部署の人とコミュニケーションを取っているんです。その中に入るのが、毎回憂鬱に思っています」と話す。
微妙な関係の人との会話が一番困るようで、「それほど接点のない他部署の人がいても、なにを話していいのかわかりません」と気持ちを述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名