古市憲寿氏、Jアラート発令と報道特番に苦言 「本当に日本の安全保障を考えるなら…」
北朝鮮の発射によるJアラート発令と緊急報道特番に、古市憲寿氏が異議を唱えた。
社会学者の古市憲寿氏が21日よる、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。Jアラートの発令と、それをめぐる報道に対して苦言を呈した。
■北朝鮮の発射で…
21日よる11時前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたとして、防衛省はJアラートを発令。各局は放送していた番組を中断し、緊急報道特番を放送した。
番組ではおどろおどろしい警告が表示され、キャスターやアナウンサーが警戒を呼びかけるなど、平時ではない雰囲気を漂わせている。
■「本当に日本の安全保障を考えるなら…」
すると、古市氏はこうした姿勢に、「さも北朝鮮が沖縄を狙ったミサイルを発射したみたいな騒ぎ方をする意味も、いちいちJアラートなるものを発令する意味もわからない」と苦言。
「やってることは他国だったらニュースにもならないロケットの打ち上げでしょ。本当に日本の安全保障を考えるなら、やるべきことは他にもあるだろうに」と続けた。
■共感が多い一方で…
これにフォロワーからは、「おっしゃる通りですね。不必要に不安を煽る意味がわかりません」「本当にごもっとも!」「そうそう。やってる感出してるだけ」などと共感の声が寄せられている。
一方で「なんで日本の政府より北朝鮮のロケットを信頼してるのか理解不能」「落とされないと目覚めないのか」など、反論も寄せられてしまった。警戒に越したことはないという意見も、騒ぎ過ぎではないかという意見もあるようだ。