名門大学バークレー校が「テイラー・スウィフト」クラス開設 影響力と成功ぶり研究
カリフォルニア大学バークレー校が、テイラー・スウィフトを研究する授業を新設した。近年、彼女を授業テーマ―に取り扱う大学が増えているという。
歌手のテイラー・スウィフトはエンタメ界の新記録を次々と叩き出し、現在形で歴史を塗り替えている人気者だ。そんなテイラーと世界に名を馳せるアメリカの名門大学のつながりが、世間を興奮させている。『billboard』や『NBC』などの海外メディアが報じた。
■大学が人気歌手を研究
アメリカ・カリフォルニア州にあるカリフォルニア大学バークレー校は、多くの著名人を輩出し、世界における大学ランキングは15位という超名門の州立大学だ。
そんなバークレー校が先日、2024年から新たなクラスとして、「芸術性と起業家精神:テイラー版」を開設すると発表した。
指導するのは、テイラー・スウィフトの大ファンだというソフィア・レンダールさんとクリスタル・ハリアントさん。テイラーのクリエイティブで飛躍的な成功に、インスピレーションを得たとしている。
■「研究中は不思議な感覚に」
授業では、テイラーのシンガーソングライターと実業家としての影響力と成功ぶりを研究。感情の表現やブランド力、作品を通じて「真の芸術がどのようにして永続的な価値を生み出すのか」を掘り下げていくという。
ライブ映像やインタビュー内容も分析するほか、テイラーが世界各地や各業界にもたらす経済効果と、社会における役割についても話し合う。そうした研究を深めれば深めるほど、不思議な感覚に陥るそうだ。
■授業ではプレゼンテーションも
このクラスは、学生の興味に基づき、幅広い内容の授業を行うシステムの一環として開講され、履修登録は先着順。13週間にわたるコースの後、学生は2単位を取得することができる。
授業計画によると、毎週リーディングとリスニングのほか、講義、プレゼンテーションの発表が含まれているそうだ。
テイラーは今年も経済誌『Forbes』の「自力で成功した最も裕福な女性」に選ばれたが、同誌の「億万長者リスト」にも掲載されている。
■研究テーマとしてもひっぱりだこ
近年、他でもテイラーの成功を研究する大学が増えている。昨年にはニューヨーク大学が、彼女の起業家精神とシンガーソングライターとしての影響力、メディアとの関係などを研究するクラスを立ち上げていた。
その年の卒業式には、なんとテイラー本人が登場。ニューヨーク大学から名誉博士号を授与され、卒業生にスピーチを行い話題となった。
それ以来、テキサス大学オースティン校やアリゾナ州立大学、スタンフォード大学でも、テイラーを取り扱う授業が展開されている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)