20代男性が動画撮影中に毒ヘビに咬まれ死亡 「咬めよ」と煽り最悪の事態に
動画撮影中に調子に乗り、毒ヘビに咬まれて死亡した青年。アルコールの影響下にあった可能性が高いと伝えられている。
毒ヘビを首に巻きつけて煽るなどして動画を撮っていた男性が、22歳の若さで命を落としてしまった。『India Today』などインドのメディアが伝えている。
■動画撮影でヘビを利用
インドのウッタル・プラデーシュ州デオリアで暮らしていたロヒット・ジェイスワルさん(22)が、屋外で動画の撮影を開始。ヘビを鷲掴みにして遊んだあと、ヒンドゥー教の神(シヴァ神)を模して首に巻き付けるなどし始めた。
このときジェイスワルさんはアルコールの影響下にあったとみられ、行動は次第にエスカレート。ヘビを何度も叩き、咬むよう煽って自分の舌を咬ませるなどした。
■起こるべくして起こった悲劇
ヘビを煽って本当に咬まれたジェイスワルさんは、その後に死亡。現地警察はこの件が事実であると認め、「ヘビに咬まれた男性が死亡したという情報が寄せられました」「検視を行うため、遺体はただちに当局に搬送しました」とコメントしている。
ジェイスワルさんを咬んだのは「アマガサヘビ」と呼ばれる危険な毒ヘビだったとみられているが、ジェイスワルさん本人がそれを知っていたのかなど、詳細は分かっていない。
■動画は一気に拡散
ジェイスワルさんの最後の動画は、長さ4分38秒。これがSNSで公開し拡散されたため、多くのユーザーが視聴して衝撃を受けた。
複数の現地メディアもそのショッキングな内容を詳しく伝えており、驚きの声があがっている。
若くしてこの世を去ったジェイスワルさんは6人きょうだいの末っ子で、両親も健在だという。
■毒ヘビによる被害が深刻
昨年は、22歳の男性がヘビに咬まれて死亡した兄の葬儀に参加するため、インド東部の村を訪問。しかし葬儀の翌日、眠っていた男性がやはり毒ヘビに咬まれ、その後に死亡が確認された。兄の死からわずか2日後のことだった。
同じ家で眠っていた別の親戚も男性と同じタイミングでヘビに咬まれたが、そちらは一命を取り留めたと報じられた。
・合わせて読みたい→2つ頭のヘビが10万分の1の確率で誕生 愛好家は「生き延びてほしいが過酷」
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)