堀江貴文氏、羽生結弦の離婚でネット社会の怖さを語る 「警察が動けばいい」と苦言も
羽生結弦の離婚について持論を語った堀江貴文氏。過激ファンを生んだそもそもの要因はネットの普及に?
わずか3ヶ月での離婚を発表したフィギュアスケーター・羽生結弦について、実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が18日投稿のYouTube動画でコメント。離婚理由に挙げられたメディアや過激ファンに苦言を呈し、背景にネットの普及があるなどと分析した。
■悲痛な様子で…
堀江氏は「結弦ファンが、何かやらかしちゃったらしいですね」として、一般人である元妻やその周囲にまでストーカーや誹謗中傷被害が及んでいたことに言及。
「本当に悲惨なパターンですよね」と悲痛な様子を浮かべると、「昔からこういう、アイドルが結婚するとかありました。しかしながら、当時はテレビとかマスメディアとかしかなかったんで」「なかなか住所や名前の特定が難しかった時代だし」と語り始める。
■ネット上での「特定」「晒し」が…
「一部、週刊文春とかフライデーとかクソ雑誌みたいなのが個人情報晒したりしてましたけど」と名指しで批判すると、ここから「今はもうネットで!」「クソみたいな女がクソみたいな書き込みしてると思うんですけど」とネット上の過激ファンについてコメント。
強い表現で怒りをにじませ「本当腹立たしい」とつぶやくと、SNSで個人情報の特定が容易になった上、気軽に晒されてしまう時代になったと解説する。
さらに、「一度晒されると、魚拓に取られて永遠に消えないみたいになりますので」と情報の削除が事実上不可能であることにも触れると、「奥様は、本当に可哀想なパターンだったんじゃないかと思います」「いやー最悪の結果になってしまいましたね」と悲しんだ。
■警察当局の無力さも問題視
また、堀江氏は「本当はこういうところで、当局とか警察が動けばいいのに、あいつら動かないんだよね」と当局の無力さも問題視し、「今後もこういうことは起こっていくんじゃないかなと」と予想。
「人気者の有名人は結婚もしちゃいけないのかと、そういう時代になりつつあると。息苦しさを感じるところだと思いますけど」などと続け、「SNSの登場でスマホで簡単にネットに繋がるようになったゆえに、後先考えないバカってのが炙り出されてきてますよね」と重ねて分析した。
一連の持論にコメント欄には、「こんな社会を変えていただきたいです」「こんなんじゃ有名人は結婚無理」「嫌な時代になったなぁ…」など、共感の声が寄せられている。