信じていたのに… 約5割が経験している「お金を貸した後」に起きたトラブル
相手のことを思って対応したのに、結局は裏切られてしまい…。
親しい人とのお金の貸し借りはトラブルのもとなので、あまりしないほうがいいと言われている。実際にお金を貸して、返ってこなかった経験をしている人も多いようだ。
■約半数「貸したお金が返ってこず」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「お金の貸し借り」に関する意識調査を実施したところ、全体で50.1%の人が「貸したお金が返ってこなかった経験がある」と回答した。
■男性に多い傾向
性年代別では、40〜50代の男性が半数を超える高い割合になっている。
また男女別では、男性が53.1%、女性が47.1%となっているのも特徴だといえるだろう。男性のほうが、他人にお金を貸す機会が多いのかもしれない。
■お金にだらしない同僚
同僚にお金を貸した経験のある40代男性は、「まだ若い頃の話ですが、会社の同僚から『お金を貸してほしい』と言われたんです。その同僚はお金にだらしないことで有名だったので、きっと貸しても返ってこないと思いました。ただあまりにしつこく言われたので、1万円だけ貸すことにしたのですが…」と当時を振り返る。
お金が返ってくることはなく、「貸したお金は、やはり返ってこなかったんです。何度か催促をしたのですが、適当なことを言ってはぐらかされるので諦めました。最初から返ってこないと思って貸したところがあるので、それほど痛手とも思っていなくて…。ただ、その同僚への信頼は薄れましたよ」とも話していた。
■付き合っていた男性が
付き合っていた人が頻繁にお金を借りてきたという30代女性は、「昔付き合っていた人は、とにかく見栄を張る人でした。お金もほとんどないのに、後輩に奢るなどするんです。私にも最初はかっこよく見られたいがために、高い食事をごちそうしてくれていました。しかし、だんだんと本性を現してきて…」と語る。
頻繁にお金を貸していたようで、「お金に困ると、私に借りるようになってきました。最初は『すぐに返す』との言葉を信じていたのですが、借りるばかりで返してくれません。このままではいいように使われるだけだと思った私は、お金が返ってこなくてもいいので別れました」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名