地中にいたハチの大群が2歳児を襲う 裏庭で遊んでいて突然悲鳴を上げる
2歳の男児がハチの大群に襲われ、大きな悲鳴を上げた。アナフィラキシーショックは起こさなかったが、恐怖は残っているという。
ハチは、軒下に巣を作ったり公共の場に出没したりと、人々に恐怖を与える存在でもある。このたびある男性が、その危険を訴えようとTikTokに動画を投稿し、世間の大きな関心を集めている。アメリカの『People』 などの海外メディアが報じた。
■子供たちを連れ仕事場へ
アイオワ州デモインに住んでいるマット・クルーガーさんという男性が、「rental.cashflow」のアカウント名でこのたびTikTokに動画を投稿した。
不動産業を営んでいるマットさんは今年9月、3人の子供を連れて担当している物件のひとつを訪問。マットさんは室内で仕事をし、子供たちは遊具のある裏庭に出た。
■20ヶ所以上刺された息子
マットさんは仕事をしながら時々は子供たちの様子をうかがっていたというが、しばらくしてロスくん(2)の大きな叫び声を聞き、何事かと外へ出た。そこで目に飛び込んできたのは、ハチの大群に囲まれたわが子の姿だった。
急いでロスくんを抱え、他の子供たちも連れて家の中へ戻ったマットさんだったが、数匹のハチも一緒についてきたうえ、服の中にまで入り込んでいた。
なんとか室内にいるすべてのハチを退治し、痛がるロスくんの体を確認すると、20ヶ所以上も刺されていたという。
■地中から湧き出て来たハチ
ハチの正体は、スズメバチのようなアナフィラキシーショックを起こすような種類ではなく、ロスくんの様子は少しずつ落ち着いていった。
その後、設置していた防犯カメラを確認したマットさんは、驚きの事実に気が付いた。庭で遊んでいた娘の1人がある地点を踏んだ途端、ハチの大群が一斉に湧き出たのだ。
「地中に巣があり、娘がたまたま踏んだことでハチを起こしてしまったのでしょう。さっそく殺虫剤を買いに行きました」とマットさんはメディアに明かしている。
■70%は地中にいる説も
マットさんは動画のなかで「ハチは木や建物に巣を作ると思っていましたが、70%は地中にいるそうです」「どこにハチが眠っているか分からないので、子供から目を離さないで」と訴えている。
事故から2ヶ月が経ち、ロスくんの傷はかなり良くなっている。「まだ幼いせいか、大きなトラウマはないようです」と明かすも、ハチやハエのような虫を見ると、怖がって家の中に入りたがるのだという。
■ハチの大群に襲われる男の子
@rental.cashflow This was a pretty hard one to post. We were working on one of our Airbnbs, and the kids were playing outside. I heard him screaming and looked out the window to see him getting attacked by a swarm of bees. Thanking God that there was no allergic reaction, but still pretty hard to see him go through as a parent. Have you ever experienced something like this? #groundbees #beeattack #beesting #swarmofbees
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)