前園真聖、中田英寿氏の「サッカーは一切見ない」発言に理解 真意を解説
前園真聖が「もうサッカーは見ない」と話す中田英寿氏に理解。「今のサッカーも楽しい」と提言も。
16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、前園真聖が「今のサッカーは見ない」と語った中田英寿氏について持論を展開した。
■中田氏が「サッカーは見ない」
番組は中田氏と元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏が現代サッカーについて対談した話題を取り上げる。
そのなかでトッティ氏が「今のサッカーはフィジカル重視。今はテクニックじゃなくてフィジカルなんだ」と話すと、中田氏も同調したとのこと。
さらにトッティ氏が「サッカーと走ることは別物だ」と指摘すると、中田氏は共感し「ファンタジーのあるプレーは見られない。だから俺はもうサッカーは一切見ない」と語ったのだと紹介された。
■中田氏に前園が理解
前園は中田氏の発言に「言っていることはすごくわかりますね」と理解を示す。
そのうえで「現代サッカーがフィジカル的なスピード重視になってきてるので、トッティみたいなファンタジスタといわれるような選手、 昔でいう背番号10番ですけども、そういう選手があまりいなくなった。必要性がなくなってきたんですよね」と解説する。
話を聞いたふかわりょうは「ええ?」と驚きの声を上げた。
■楽しさがなくなった?
さらに前園は「それ以上により運動量を求められたりとか、それ以外の仕事が必要になってくるポディションが多くなっているので。そういう意味で楽しさがなくなった」と指摘。
続けて「イマジネーションあふれるプレーとか、思っても見ないプレーをしてくれたりとか、そういう発想っていうのがあまり出てこなくなった。それ以上にフィジカル的なところでサッカーが進んでいる。昔のサッカーよりも楽しみとか、こういうプレーが見たいというのがあまりないというのは、たしかにあると思う」と語る。
そして「今のサッカーを考えると、そういう選手は、たしかにいらなくなっている」と付け加えた。