「ブラックフライデー」に買い物する割合を調べてみたら… 若い世代にはとくに定着か
今年は11月24日がブラックフライデー。さまざまなセールが発表されているが…。
ここ数年は、日本にもかなり根付いた印象がある「ブラックフライデー」。11月の第4木曜日は、アメリカの祝日・サンクスギビングデー(感謝祭)だが、その翌日は感謝祭プレゼントの売りつくしセールが始まる日となっている。
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■通販などでも定着
ブラックフライデーには、Amazonや楽天市場など通販サイトがセールを開催しているが、店舗でもイオングループなどはかなり以前から行うところも。
アメリカでは「もっとも物が売れる日」とも言われるブラックフライデーだが、現在の日本ではどれくらいの規模になっているのだろうか。
■4割が「買う」
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「ブラックフライデー」について調査したところ、ブラックフライデーのセールで「必ず購入する」と答えた割合は4.6%。
「良いものがあれば」との回答が39.4%だった。ブラックフライデー利用派は過半数には至らなかったものの、4割は大きく超えているのが現状だ。
■若い世代にはとくに浸透
今回の調査調査を世代別で分析してみると、興味深い傾向が。日本でブラックフライデーのセールが始まったのは近年ということもあってか、とくに「良いものがあれば」と答えた人は若い世代ほど多く、10〜20代では5割に。
こうした様子を見ると、今後は日本でもブラックフライデーセールがさらに拡がっていく可能性も高そうだ。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)