趣里、『ブギウギ』現場で囁かれる評判 オーディションでの「行動」に周囲も仰天
『ブギウギ』でヒロインを務める趣里。カメラが回らないところでの性格に驚くスタッフが多いようで…。
放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』が好評だ。ヒロインを務める趣里の演技にも注目が集まっている。近年、女優として目覚ましい活躍を見せている彼女だが、カメラが回らないところでの評判はというと…。
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■銭湯の看板娘からスター歌手に
『ブギウギ』は、大ヒット曲『東京ブギウギ』で知られる歌手・笠置シヅ子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。小さな銭湯の看板娘だったヒロインが、様々な困難を乗り越えながら勇気と希望を与えるスター歌手になっていく様子を描いている。
趣里は、小さい頃から歌って踊るのが好きで、様々な苦難を乗り越えて成長していくヒロイン・福来スズ子役を演じる。
■「見る人の記憶に残る」演技
趣里は2011年のドラマ『3年B組金八先生ファイナル~「最後の贈る言葉」4時間SP』(TBS系)で女優デビュー。その後も、18年の日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)や21年の『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)、昨年の日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』(TBS系)など、話題のドラマに多数出演している。
あるテレビ局関係者は、彼女の演技力に関して、「趣里さんは短いセリフでも、ちょっとした表情の変化や佇まいで感情を表現するのが上手いです。彼女が演じるキャラクターは、不思議と見る人の記憶に残るんですよ」と、評価する。
■『ブギウギ』現場での評判は…
『ブギウギ』では、スター歌手役を演じるとあって、念入りに役作りしていたようだ。「趣里さんはもともと痩せ型なのですが、今作で演じるのは適度に筋肉がある役です。そのため、食事管理を徹底し、仕事の合間にトレーニングも重ねているそうですよ」(前出・テレビ局関係者)。
朝ドラのヒロインを務めるとあって、いつも以上に気合いが入っているのだろう。現場でも、そんな姿が垣間見えて…。
「朝早い撮影でも、他の出演者より早く現場入りしているそうです。父親役の柳葉敏郎さんに熱心に質問し、芝居の勉強に抜かりありません。共演者の中には、彼女より芸歴が上のタレントも多いので、『自分はまだまだ…』という気持ちでいるのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。
■オーディションでの行動に驚きの声
趣里といえば、父親が水谷豊、母親が伊藤蘭という芸能一家で育ったことで有名。ただ、テレビや雑誌で両親について話すことは少ない。今作でも、「家族トーク」は封印しているようだ。
「2,471人が応募するオーディションで選ばれました。審査の際、面接はもちろん、履歴書にご両親の名前を書くこともなかったそうです。あくまで、演技力1本で勝負しようという趣里さんのストイックな姿勢に驚かされるスタッフも多かったといいます」(前出・テレビ局関係者)。
両親の名前に頼らず、一人の女優として躍進し続ける趣里。ドラマのように、スターになる日もそう遠くないはずだ。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)