他人の結婚披露宴で勝手にごちそうを食べる男 常習犯の可能性も
新婦が席次表を用意していたのに、ゲスト数名が「座る席がありません…」。隣人や親戚を名乗る他人が勝手に会場に入り、料理を食べていたことが明らかになった。
結婚披露宴の会場に無断で入り、勝手にごちそうを堪能…。新郎新婦やゲストらに迷惑をかけた男がいたことを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。
■披露宴会場でトラブル
マレーシアで結婚したばかりの女性が11月7日にSNSを更新し、ペナンの結婚披露宴会場で不愉快なトラブルが発生したと説明。美味しそうにごちそうを頬張るイヤホンをつけた男の写真も公開し、話題を集めた。
同女性によると、この男は関係者ではなく、式に招待したわけでもなかったとのこと。にもかかわらず無断で押しかけ席についたため、「席がない」「座る場所が足りない」という声が、他のゲストから上がったというのだ。
■「隣人です」と大嘘
この男は新郎新婦とは面識もないが、同じテーブルについた人たちには「新婦の隣人です」と堂々と語っていた。たまたま近くにいた人が「私も隣人です」「あなたのような人は見たこともないですよ」と言ったというが、ひるむことはなかったそうだ。
席が足りないという声が上がっても男は逃げず、近くにある椅子を使用。そのままごちそうを食べ続け、近くにいたゲストらを驚かせた。
■男の仲間も会場に?
女性はこの日を振り返り、「この人以外にも、勝手に会場に入った人がたくさんいました」「ゲスト用の席に座ってカオスを巻き起こしたのです」と説明した。
また「式後に多くの友人からメッセージが届き、『知らないおじさん、おばさんが何人もいた』『どういうことなの』と聞かれました」と書き込んだ。
女性が公開した写真の男は、結婚披露宴会場に勝手に入りごちそうを食べる常習犯とみられ、ネットユーザーらからは「見たことがある顔だ」「仲間らと一緒に行動しているんです」という情報が出ている。
このグループは、披露宴に関する情報を集めては押しかけているとのこと。イヤホンをつけていたのは、逃走のタイミングを仲間に伝えるためだったとみられている。
■新婦は怒りをあらわに
席次表を用意して披露宴の日を迎えたのに不愉快な思いをした女性だが、たまたま欠席者が複数いたことから、招待したゲスト全員に座ってもらうことができたそうだ。
女性は「食べ物を買うお金がないのなら、そう言えばいいんです」「そうすればごちそうしてあげるし、お金だって寄付してあげますよ」と書きつつ、「でも招待されてもいないのに披露宴に来るなんて、恥知らずもいいところ」と男らを厳しく批判している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)