たとえ嘘でも… 約8割が「お世辞で褒められた」ときに抱く感情に共感
自分をいいように言われると、うれしい気持ちになる人はやはり多いようで…。
人から褒められると、うれしい気持ちになるだろう。たとえその言葉がお世辞であったとしても、喜んで受け入れる人が多いようだ。
■約8割「お世辞でもうれしい」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で79.2%が「お世辞でも褒めてもらえたらうれしいと思う」と回答した。
男女別では、男性が77.5%、女性が80.9%になっていた。
■自分が言われるとうれしくて
お世辞が上手な後輩を持つ20代女性は、「会社の後輩は、上の人に取り入るのがとても上手なんです。上司だけでなく私のような権限のない相手にも、お世辞を言って喜ばせてくれます。いかにも媚びている感じがして最初は好きになれませんでしたが、自分が言われるとうれしくてだんだん好感を持つようになったんです」と経緯を語る。
今ではその後輩のことを認めているようで、「誰でもできることではないので、彼の才能なんでしょうね」と続けた。
■誰にも同じことを言って
お世辞を言う会社の後輩に批判的な30代女性は、「私のことを『きれいですね』とよく褒めてくれる後輩がいるのですが、他の人にも同じことを言っていることを知ってからその言葉を信用できなくなりました。せめてそれぞれ別のことを言うなど、お世辞を言うにしても工夫が必要なんだと感じましたね」と語る。
求めているのはお世辞ではないようで、「やはり、素直に褒めてほしいと思いますね」とも話していた。
■褒め言葉が自然に出て
自分がお世辞をよく言うという20代男性は、「相手を褒める言葉が、自然と頭に浮かんでくるんです。普通は恥ずかしい気持ちがあって言葉にできないのかもしれませんが、自分の場合はすぐに相手に伝えられます。喜んでくれることも多いですが、他の人たちから反感を買うこともありますね」と状況を語る。
たとえ反感を買ってもお世辞を言うのはやめられないようで、「もう癖になっているので、簡単に直るものではないのでしょう」と思いを述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名