山下智久・錦戸亮、来年4月の民放連ドラで復活か テレビ局の「過剰な忖度」に変化
山下と錦戸が来年の民放連ドラに出演する可能性が浮上している。テレビ局の「変化」があったようで…。
今年、結成20周年を迎えたNEWS。元メンバーで、スマイルアップ（旧ジャニーズ事務所）を退所した山下智久と錦戸亮は、現在も根強い人気を誇る。
退所以降、2人をテレビで見る機会は減っていたが、来年彼らが連続ドラマに「復活」する可能性が浮上していて…。
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■退所後の民放ドラマ出演はなし
山下と錦戸は2011年にNEWSを脱退し、山下はソロ、錦戸は関ジャニ∞として活動。その後、2019年に錦戸が、20年に山下がスマイルアップを退所した。
独立後、2人はそれぞれソロで音楽活動を続けながら俳優業でも活躍している。映画やインターネットの配信ドラマ等の出演はあるものの、民放の連続ドラマに出演することはなかった。
山下は2019年の『インハンド』（TBS系）、錦戸も同年の『トレース～科捜研の男～』（フジテレビ系）が最後だ。
■来年4月、民放連ドラに復活か
ただ、現在彼らが民放連ドラに「復活」する計画が進んでいるという。ある芸能事務所関係者は、「あるテレビ局が来年4月クールに山下さんの主演ドラマを制作する方向で話を進めています。錦戸さんも、同クールの別ドラマに出演する計画が持ち上がっているそうです。実現すれば、春の連ドラで元NEWSの2人が見られることになります」と話す。
NEWS時代、高い人気を誇った2人が揃えば、ファンは盛り上がること間違いない。
■「過剰な忖度」が原因か
山下と錦戸に限らず、スマイルアップを辞めたタレントが民放ドラマに出演することは少なかった。前出の芸能事務所関係者がその理由について推察する。
「スマイルアップの所属タレントは、連ドラに多数出演しています。その反面、テレビ局はスマイルアップのライバル的ポジションとなる『辞めジャニ』の起用に消極的になっていたんです。ある種、スマイルアップに過剰な忖度をしていた印象です」（前出・芸能事務所関係者）。
もちろん、「辞めジャニ」のドラマ出演が全くないわけではない。今井翼（18年退所）は20年の『おじさんはカワイイものがお好き。』（日本テレビ系）、香取慎吾は21年の『アノニマス～警視庁”指殺人”対策室～』（テレビ東京系）に出演している。
ただ、山下と錦戸の例からも分かるように、事務所を辞めるとテレビとは「距離」ができた印象は拭えない。
■テレビ局側の姿勢に変化
前出の芸能事務所関係者によれば、山下と錦戸の「復活」の話が進んでいるのは、スマイルアップの変化にあるとのこと。10月2日の記者会見で、同社の社長・東山紀之は退所したタレントについて「同じ土俵の上に立っている表現者だと思っている」「圧力等かけることはない」と明言したのだ。
「19年には、スマイルアップがテレビ局に元SMAPの草彅剛さん、香取さん、稲垣吾郎さんを出演させないよう圧力をかけた疑いが報じられました。”圧力”があったかは定かではないですが、以前に比べて、スマイルアップが『辞めジャニ』を応援するムードが強くなった印象です。こうした変化を察知し、テレビ局も山下さんらの起用に積極的になっているのではないでしょうか」（前出・芸能事務所関係者）。
来春、山下と錦戸の姿をドラマで見られるのか──。今後の動向に注視したい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』（日本テレビ系）、『いちばんすきな花』（フジテレビ系）、『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』（日本テレビ系）。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
