デーブ・スペクター、旧ジャニーズ事務所の移転を叫ぶも… 杉村太蔵は「資本関係がない」
旧ジャニーズ事務所に関し、旧体制との決別をアピールすべきだと叫ぶデーブ・スペクター。しかし、そもそも全く別の組織だと杉村太蔵は指摘する。
スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)が新規設立するエージェント会社について、12日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)でデーブ・スペクターがコメント。新体制をめぐり、杉村太蔵と意見がぶつかる場面があった。
■「加害者でもない皆さんを毎日痛めつけている」
番組は今週も、新会社の社長内定が報じられている福田淳氏について特集。独自取材として、福田氏が社員に発したスピーチ全文も公開し、「加害者でもない皆さんを毎日痛めつけている わけがわからない空気から、必ず守りたいと思っています」といった心意気が明らかにされた。
だがデーブは、「立派なスピーチだけど」と前置きした上で、「辞めてるじゃないですか」と離脱者が止まらない現状を指摘する。
■「のんさん入れるなら本気」と冗談も
9日にはダンサー・俳優の屋良朝幸が独立を発表したばかりだが、これについても、振付師として活動していることから「素晴らしいダンスと振り付け、ジャニーズを退所する。これ大きいんですよ。つまり次の世代、バトンタッチできないんですよ。新しい人をどうやって入れるか」とコメント。
「(新会社に)のんさん入れるなら本気だと思う」と冗談も交えながら、「ひとつ。何で辞めるかって言うと、宙ぶらりん状態になってるんですよ、みんな」と退所が相次ぐ理由を分析し始めた。
■補償会社化からエージェント会社設立までの空白期間
新会社についてはファンクラブ会員から社名を公募するなどしているが、準備期間が長引いていることに、デーブは「これは失敗だと思うのは、もっと早く」「ファンクラブに名前聞くのはいいんですけど、気持ちはわかるんですけど、遅いんですよ」などと指摘する。
これに伴うタレントの心境を「みんなどうしていいか不安でたまらない」と代弁すると、ここから新会社の印象そのものに言及。「『元』ジャニーズとはいえ、いくら縁切ったとしても、まだ繋がりっていうか、連想されるから」として、「もう一点言って良いなら、あのビル持ってるから、事務所の看板撤去したところ。あれ絶対使っちゃダメですよ新しい会社は」と述べた。
■「資本関係がないから」と反論
「外に行かなきゃダメですよイメージ的に」「お金もったいないとかはわかるんですけど~」と続けて自社オフィスの移転を勧めると、ここで杉村が「…使わないでしょ」とボソリと発する。
デーブが「え?」と反応すると、さらに「いや資本関係がないから、旧ジャニーズと…」と決別を強調したが、デーブは「いや一緒だよ! 結局は」などと反論した。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)