ワニの調理を記録した動画ブログに批判殺到 「残酷」という指摘にシェフが反論

ワニの皮をはぐ様子などをとらえた動画ブログに、驚きの声が噴出。「衝撃的すぎる」「やめろ」という声も上がったが、シェフはひるまなかった。

ワニ

ネットで公開されたワニの調理動画ブログを見た人たちから、「これはちょっと…」「残酷ではないか」という声が多く上がっている。「解体ショー公開は許せない」という人たちとシェフの反論について、『AsiaOne』など海外メディアが伝えた。


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■公開された動画に衝撃

10月22日、中国・重慶市で暮らすシェフの女性が、動画ブログを公開。その内容に多くの人がショックを受け、驚きの声を上げた。

この動画撮影に、シェフは重さ約90キロのワニを使用。それをせっせと調理する様子に衝撃を受けた人たちは、「調理ブログ」として動画を視聴することができなかったようだ。

この中で、シェフは死んでいるワニの皮をはいで内蔵を除去。その後にさまざまな部位を調理してスープなどを用意したほか、ワニ油を用いてリップバームやゼラチンなどを作ったと報じられた。

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■過去には牛の頭を利用

同シェフは珍しい料理を作る人物としても知られており、SNSでは360万人とも言われる多くのフォロワーに支持されている。過去には牛の頭、ダチョウ、大きな魚介類などを料理に使って話題を集めていたもようだ。

しかし今回の動画については「見たくなかった」と感じた人も多かったもようで、「ワニの解体ショーだ」「これは動物虐待としか思えない」といった声も上がっている。

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■シェフも反論

動画を見た多くの人たちは、「視聴回数を伸ばすためだけに行った悪質なパフォーマンス」と判断。「こんなことをするのはやめてほしい」「どうしてこんな動画をアップするのか」といった批判コメントを多数書き込んだ。

しかしシェフも負けてはおらず、「これらのワニは、レザーを扱う企業やハンドバッグを作る会社に売り払う目的で飼育されたのですよ」「(人間に殺されて利用されるのは)ワニの使命というわけ」「あなたはエルメスのバッグを見て『ノー』なんて言えますか」と返信。そして「私たちはもっと合理的に考えるべき」と締めくくっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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