混雑した電車で”嫌なこと”ランキング 「メイク」「通話」より最悪なのは…
コロナ禍も落ち着き混雑も戻りつつある電車内。どんな行動が一番嫌われるのだろうか。
2020年に始まり、今も影響が続くコロナ禍。しかし、今年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「2類相当」から5類に引き下げられたこともあり、世間の雰囲気はコロナ以前に戻りつつある。
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■オフィス回帰の動きも
日本企業でも、感染拡大期にはテレワークが進んだが、オフィス勤務を求める会社も増えつつある。それに伴い、繁華街の賑わいや通勤電車の混雑なども徐々に戻っているようだ。
かつては日本社会の「良くない名物」のひとつだった満員電車。混雑した車内はトラブルが発生しやすい場所だが、とくにどんな行動が嫌がられるのだろうか。
■1位は「おなら」
Sirabee編集部が、10月11〜16日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「混雑した電車内でされたら嫌なこと」について調査したところ、最も多かった答えは「おなら」で27.8%だった。
2位は「飲食」で24.0%。「携帯での通話」が23.1%と僅差で続く。「イヤホン・ヘッドホンから音漏れ」や「メイク(化粧)」は1割を下回っている。
SNSなどではしばしば議論の的となる「電車内でのメイク」だが、意外にももっと嫌がられる身近なことは数多いことがわかった。
■男女差は少ない
今回の調査を男女別に見てみると、大きな方向性は変わらないが、女性は「おなら」「飲食」「音漏れ」を男性よりやや嫌う傾向も。一方、男性は「携帯での通話」や「メイク」を女性より嫌う傾向が見られた。
混雑した空間を少しでも快適に過ごすためにも、覚えておいたほうがよさそうだ。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)