高級ホテル結婚披露宴でゲストらに「茶色い弁当」 おかずには目玉焼きも
立派なホテルの披露宴会場に集まった人たちが、弁当を食べる様子が話題を集めた。「地域によってはこれもあり」という声も上がっている。
披露宴会場は立派でも、豪華で美しい高級料理だけが出されるわけではないようだ。ある披露宴で出された弁当について、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。
■披露宴会場で出された弁当
10月27日、中国・湖北省武漢にある高級ホテルの結婚披露宴会場で、弁当を食べるゲストらの動画がインターネットで公開された。
弁当の写真も公開されているが、茶色い目玉焼きや野菜の煮物などが雑に詰められているだけ。さすがに戸惑った表情を浮かべる中高年のゲストもいたと、一部メディアは伝えた。
動画と写真を公開した人物は「結婚披露宴に来たのに弁当を食べるなんて初めてだ」と書き、ネットユーザーの笑いを誘った。
■驚きの声が噴出
披露宴で弁当を食べる人たちの様子に驚いたユーザーらは、「節約のために弁当を出した」と判断して主催者を批判。「大事なお金のためとはいえ、これはあり得ない」「一生笑い話のネタにされる」と書き込んでいる。
実際に節約目的で弁当を出したのか、またその後にコース料理を出して祝ったのかなど、詳しい情報については明かされていない。
■「おかしくない」という人も
「披露宴で弁当を出すなんて非常識だ」という声が多くあがる一方で、あるユーザーは「中国の複数地域では披露宴で弁当を出すのは一般的なこと」「地方の慣習なんですよ」などと説明している。
さらに「手伝いや麻雀をするため早くやって来る親族や友達もいますから、そういう人たちには披露宴が始まる前に弁当を出すんです」とも書き、騒ぎ立てないでほしいと呼びかけている。
■さまざまな選択肢が人気
日本の場合、披露宴にかかる総費用のうち4割近くが料理と飲み物代で、100万円以上かけるカップルも多いと言われている。
それもあって、ここ数年は「入籍のみで済ませる」というカップルも増えているとのこと。披露宴と会食は完全に省くといった選択肢も話題を集めている。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
