収穫祭で1000匹のヒツジが街を行進? 150年続く最もユニークなパレード

アメリカ・ユタ州では、牧草地のヒツジが年に一度、街の中心街を行進する。農業を祝う恒例の伝統行事として知られている。

羊

アメリカ・ユタ州の都市で伝統ある収穫祭が開催され、名物の羊1,000匹が中心街を歩くパレードを行った。『ABC News』や『AOL.com 』が伝えている。

“【動画】収穫祭で1,000頭の羊が行進”


関連記事:カボチャにお化けにヴァンパイア… 仮装をしたことがあるという人は約2割

■農業を祝う祭り

10月28日、ユタ州南東部のシーダーシティで行われた「シーダー・ライブストック・アンド・ヘリテージ・フェスティバル」は、豊かな農業の歴史を祝う収穫祭として毎年開催されている。

秋の作物の収穫を祝うために、家畜を高山地帯から冬の砂漠地帯まで連れて行くという伝統的な行事は、シーダーシティにとって1年のうちで特別な日として知られている。

関連記事:生まれたての仔馬が崖から転落死し農場主が悲嘆 観光客が自撮りのため群がり

■羊が主役

この日は、シーダーマウンテンの牧草地から約1,000頭の羊が街のメイン・ストリートまで放牧され、沿道をねり歩く。大群の大行進は、「アメリカで最もユニークなパレードのひとつ」と街が自負する祭りのハイライトだ。

羊とともに馬、荷馬車、アンティーク・トラクター、バグ・パイプ・バンド、青少年のグループ、犬などもパレードに参加する。

関連記事:熊谷市の農家が運営する「ひまわり迷路」が大人気 特製のドリンクも絶品

■150年前の放牧が起原

「シーダー・ライブストック・アンド・ヘリテージ・フェスティバル」の歴史は古く、1870年に最初の羊が街からシーダーマウンテンに放たれたことが起原だ。

それ以来150年以上、羊たちは山から谷へと移動し、この時期にシーダーシティの中心街を通過している。

名物のパレードを中心に、祭りは週末の2日間にかけて開催される。家族向けのイベントや子供向けのアクティビティ、さらにロデオやカントリー・ミュージックのライブなどが繰り広げられ、毎年何千人もの観光客がこの地を訪れるという。

関連記事:熊谷市の農家が運営する「ひまわり迷路」が大人気 特製のドリンクも絶品

関連記事:岸優太の退所日決定でDASH村「米の収穫」心配する人続出 トレンド入りに「寂しいけど笑った」

・合わせて読みたい→カボチャにお化けにヴァンパイア… 仮装をしたことがあるという人は約2割

(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド

ひつじがすき 日本のひつじ牧場【Amazonでチェック】