片岡鶴太郎、『オレたちひょうきん族』の驚愕ロケを告白 「パンイチで…」
片岡鶴太郎が『オレたちひょうきん族』時代の今ではNGなロケを告白。現代のコンプライアンスにも言及。
6日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、ゲスト出演した片岡鶴太郎が1980年代に放送されていた『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の「ありえないロケ」を語った。
■『ジョンソン』が苦戦
TBS系列でかつて放送された『リンカーン』の後継として10月にスタートした『ジョンソン』の視聴率が低迷しているという話題を取り上げたこの日の放送。
番組によると『リンカーン』の後継番組と宣言していることが足かせになっているという声があり、「それならダウンタウンの力を借りるべきではなかったのか」という指摘がでているのだと紹介された。
■片岡がコンプライアンスに言及
片岡は「この番組は拝見していなかった」と前置きをしたうえで「いろんなことを今、ニュースで聞くとやっぱりわれわれの時代と違ってコンプライアンスで、ものすごい厳しいじゃないですか」と語る。
そして「お笑いをやるのでも、おしりを叩くのでもNGが出たりとか。われわれの80年代、お笑いやってたころってコンプライアンスなんてないですからね。国民はほとんど物心がついてないですから。首も座ってないですから」と冗談をまじえたコメント。
話を聞いたふかわりょうは「いやいや」と否定したうえで、「良くも悪くもテレビを疑わなかったですよね」「本当にまぶしくて、家の中心にあって、家族が集まっているお茶の間があった」とフォローした。
■パンイチで表参道を…
ふかわの話に「そういうものでした。団らんで見ていたんです」と同調した片岡は「『ひょうきん族』なんて、土曜の8時ですよ。土曜の8時に村西とおる監督のパロディで、パンイチで『ナイス、素晴らしいですね』表参道を歩いて。それをゴールデンタイムで放送しているんですよ」と回想する。
現在ではNGになりそうなロケの内容にふかわは「それでも視聴率が取れていましたもんね」とコメントしていた。
■6割は「多少の演出」を許容
コンプライアンスの徹底でバラエティ番組の「演出」がしづらくなっていると言われている昨今。出演者は「やりにくさ」を感じ、視聴者も物足りなさのようなものを覚えてしまうようだ。
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女2,168名を対象に「バラエティ番組の演出」に聞いた調査では、56.6%が「多少の演出はあっていい」と回答。限度はあるものの、「多少」なら許す人が多い。
片岡の告白に、驚いた視聴者もいたようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)