NEWS、9→3人メンバー激減のピンチ乗り越えるも… 「軽率な行動」関係者から厳しい声
今年結成20周年を迎えたNEWS。メンバー激減、スキャンダルなど波乱の20年間を振り返る。
7日、NEWSがシングル『NEWSニッポン』でインディーズデビューして20年経った。相次ぐメンバー脱退、スキャンダルを乗り越え、現在も根強い人気を誇っている。
NEWSが歩んだ“フルスイング”な20年間を振り返る──。
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■9→3人になったNEWS
NEWSは、2003年9月の「バレーボールワールドカップ2003」のイメージキャラクターとして結成された。当時のメンバーは、山下智久、錦戸亮、内博貴、草野博紀、小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也、現ONE OK ROCK・Taka(当時:森内貴寛)の9人。
W杯バレーを機に注目されたが、メンバーの脱退が相次いだ。03年12月にTakaが学業専念を理由に脱退し、05年には内、06年には草野が未成年飲酒騒動を起こし、グループを抜けた。
07年に6人で活動を再開するも、11年にはグループで高い人気を誇っていた山下と錦戸が脱退。2020年に手越が脱退、スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)を退所したことで、現在は小山、加藤、増田の3人で活動を続けている。
■グループのピンチを救った小山
特に、山下と錦戸の脱退は世間に衝撃を与えた。人気メンバー2人が抜けたことで、一時期ネット上では、4人のNEWSを「いちごのないショートケーキ」「具のないおでん」などと揶揄する声も見受けられた。
グループのピンチに立ち上がったメンバーがいた。あるテレビ局関係者が語る。
「リーダーの小山さんの功績が大きいと思います。初代リーダーの山下さんに代わる2代目リーダーとなった小山さんは、メンバー同士の話し合いを大切にしていました。彼は最年長で常に周囲への気配りを欠かさず、事あるごとに他の3人の意見を聞き、全員が納得行くまで議論を重ねていた印象です」(テレビ局関係者)。
■それぞれの得意分野を確立
小山のリーダーシップもあり、2012年にリリースした4人体制初のシングル『チャンカパーナ』は31万枚を売り上げた。グループだけでなく、個人でも知名度を上げていく。
「小山さんはキャスター、加藤さんは小説家、手越さんと増田さんはバラエティ番組で活躍しました。正直、6人時代は山下さんと錦戸さんに埋もれていた印象もありましたが、4人になってそれぞれの得意分野を確立し、それぞれのキャラクターが明白になったと思います。誰か1人が際立って人気なのではなく、全員同じくらい人気だった印象ですね」(前出・テレビ局関係者)。
「いちごのないショートケーキ」にはならず、多くの人に愛されるグループになった。
■「軽率な行動」に批判の声も…
20年に手越が脱退した後も、3人でライブを開催するなど精力的に活動している。だが、10月14、15日に行われたNEWSのツアー『NEWS 20th Aniversary LIVE 2023 NEWS EXPO』の広島公演で、増田がライブのトーク中に「パワハラ、セクハラ大歓迎」と発言していたことが発覚。
その後、スマイルアップが増田の発言を謝罪する事態に。ある芸能事務所関係者は、この発言に苦言を呈す。
「ジャニー喜多川氏の性加害による被害者が多数いて、事務所全体が補償に尽力する中、所属タレントが一連の問題を茶化すような言動を取ったことは許されることではありません。NEWSは、内さんと草野さんの未成年飲酒騒動をはじめ、18年に小山さんと加藤さんが未成年女性にお酒を飲ませた不祥事、手越さんの奔放な女性問題など、スキャンダルが多かったです。近年はそうした不祥事もなく、3人で仕事に打ち込む姿を評価する声も増えていたので残念ですね…」(前出・芸能事務所関係者)。
グループの結成20周年という大事な年、軽率な行動は謹んでほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)