ビーチで結婚指輪を紛失した男性 発見者に感謝を伝えるため2500キロの旅
旅行中にビーチで結婚指輪を紛失してしまった男性だが、たまたま金属探知機で紛失物を探すユーチューバーに遭遇。奇跡の出会いが、新たな奇跡を生んだ。
高額もしくは思い入れのある物を失くすほどショックは大きいが、同時に見つけた時の喜びもひとしおだろう。
ある男性に起こった奇跡の話題を、アメリカの『DAILY EXPRESS US』やイギリスの『Mirror』が報じている。
■ビーチで大切な指輪を紛失
カナダ・ケベックシティ在住のステファン・セギンさん(40)が、家族旅行でアメリカ・フロリダ州のセント・オーガスティンへ行った。
しかしビーチで子供たちと遊んでいたところ、1,200ドル(約18万円)の結婚指輪を紛失。その後、滞在中は毎日そのビーチに通い、婚約者のマリー・イヴ・ベダルドさん(43)とともに結婚指輪を探し回ったという。
■金属探知機を持った男性に遭遇
そんななかステファンさんは、ビーチでユーチューバーのジョセフ・クークさん(38)に出会った。
ジョセフさんが、金属探知機を使って拾った物を自身のYouTubeチャンネルで紹介していると知ったステファンさんは、「もし結婚指輪が落ちていたら、それを捨てないで取っておいてください」と依頼した。
こうしてジョセフさんからチャンネルを教えてもらうも、結婚指輪は見付からないまま帰国の日を迎えてしまったそうだ。
■ついに指輪を発見
ジョセフさんはそれから1ヶ月以上にわたり、ステファンさんの結婚指輪を探し続けた。そのかいあってついに発見し、自身のYouTubeチャンネルにアップしている。
ステファンさんとマリーさんはジョセフさんに「直接お礼が言いたい」と、カナダからフロリダへ、2,500キロもの道のりを26時間かけて車で再訪することにした。
ステファンさん、マリーさん、そしてジョセフさんの3人はビーチで再会。結婚指輪は紛失から3ヶ月を経て、ステファンさんに無事返却されたという。
■2025年の結婚式に招待
またステファンさんたちは「本当はお金を払いたいんだけど、受け取ってくれないと思って…」と、ジョセフさんにプレゼントを用意。さらにシルバーの指輪を送り、その日のディナーをごちそうしたそうだ。
ジョセフさんはビーチでの落とし物を探し続ける理由について、「10ドルの物でも、誰かにとって100万円の価値かもしれないから」と明かす。
そして2025年に行われるステファンさんとマリーさんの結婚式に招待されていることを、嬉しそうにYouTubeチャンネルで報告している。
■失くした結婚指輪が繋いだ縁
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
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