トラック荷台の木材がサイクリング中の夫婦を直撃 ふたりとも死亡する惨事に

自転車に乗って移動していた夫婦を、トラック荷台の木材が直撃。そろって命を落としてしまった。

自転車・サイクリング

運転手は注意して運転していたというが、それでも事故は起こってしまった。経緯について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■悲劇に見舞われた夫婦

10月17日、アメリカ・カリフォルニア州ナパ・ヴァレーのシルバラードトレイルで、サイクリングを楽しんでいたクリスチャン・ディートンさん(52)と妻ミシェルさん(48)が、突然の悲劇に見舞われた。

後方のトラック運転手(55)が時速64.37キロでふたりを追い越そうとしたところ、荷台に積んであった木材の一部がふたりを直撃したのだ。木材は荷台の上で滑って載積時の位置からずれ、車体の脇からはみ出していたと見られている。

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■夫婦そろって死亡

この事故で致命傷を負った夫のクリスチャンさんは、その場で死亡。妻のミシェルさんは重傷を負いながらもかろうじて生きていたが、搬送先の病院で息を引き取った。

トラックを運転していた人物は現場に残り、駆けつけた警察官らに状況を詳しく説明したという。しかし年齢以外の情報は伏せられており、刑事責任を問われるかどうかについても、現時点では公表されていない。

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■活動的だった夫婦

クリスチャンさんとミシェルさんは、21年前にゴールイン。世界的なスポーツブランドで働き、ポートランドにある超豪華なペントハウスで暮らしていた。

また夫婦揃って非常に活発で、時間があれば仲良く旅に出るなどしていたとのこと。今回は2週間かけてカリフォルニアとラスベガスをまわり、コンサートなどを存分に楽しむ予定だったと報じられている。

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■悲しみの声が噴出

ふたりが生前親しくしていた友人らがメディアの取材に応じ、「まさに生きること自体が趣味。そんなアクティブなカップルでした」「ミシェルは笑うことが好きで、常に新しい挑戦を望むような人だったんです」とも話した。

またクリスチャンさんの母親も「あの子たちは似た者夫婦だったんです」「人生を謳歌していたのに…」と述べ、ふたりの早すぎる死を悼んだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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