深川麻衣、乃木坂46卒業は勢い 元アイドル役演じ「刺さる言葉多かった」
映画「つんドル」で元アイドル役を演じた深川麻衣。乃木坂46卒業時の心境を吐露した。
女優の深川麻衣が4日、都内で開催された映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』公開記念舞台挨拶に、井浦新、松浦りょう、柳ゆり菜、元SDN48で同映画の原作者である大木亜希子、穐山茉由監督と共に出席。乃木坂46卒業時の心境を語る場面があった。
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■元SDN48・大木亜希子の実話を映画化
作家・大木亜希子の同名実録私小説を映画化。元アイドル安希子(深川)は、幸せで充実した人生を歩んでいると自分に言い聞かせていたが、ある日の通勤中に足が動かなくなってしまう。メンタルを病んで会社を辞めると「仕事ナシ、男ナシ、残高10万円」の現実にぶちあたった。
そんなとき、友人から赤の他人である56歳サラリーマン・ササポン(井浦)との共同生活を進められ、戸惑いつつも“おっさん”との奇妙な共同生活をスタートさせる。
■お気に入りワードは「まあ、適当に」
2016年に乃木坂46を卒業した深川は「なんとかなるか」という勢いで卒業を決めたと言い、「個人で勝負しないといけなくなったときは、いろいろな壁にぶつかりました。経験を積まれた俳優さんたちと同じ土俵に立つのが恥ずかしくて『どうすればいいんだろう』と悩みましたね」と回顧。
同映画で演じた安希子も、元アイドルでセカンドキャリアを歩んでおり「共感できるところがいっぱいありました。ササポンの言葉で安希子の心はほぐれていきましたが、私にとっても刺さる言葉が多かったです。自分に刻む気持ちでいました」と明かした。
そんなササポンからの言葉で気に入っているのは「まあ、適当に」だそうで「悪い意味に囚われがちですけど『やるだけやったら次!』みたいな、方向転換の意味もあると思って、好きです」と説明していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・大野 代樹)