過去に16人が死亡したワケありホテル 「幽霊が見ている」と語る近隣住民も

ロサンゼルスの通称「幽霊屋敷」。殺人や未解決事件、事故などで16人の死者を出し、住民に恐れられている。

ホテル・部屋

過去に数々の凄惨な事件の舞台となったアメリカ・ロサンゼルスのホテルについて、近隣に住む住民が語った。『Daily Star』や『The Sun』が報じている。

“【画像】「幽霊屋敷」ことセシル・ホテルの内観”


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■殺人や死亡事故が多発

ロサンゼルスにあるセシル・ホテルは、数々の殺人や失踪事件が起きた場所として、人々に「幽霊屋敷」と呼ばれるいわくつきだ。

同ホテルは1924年12月20日に開業し、その後に改名と改装を経て、2021年には長期滞在型の施設として生まれ変わった。

それまでに16人以上の死者を出し、連続殺人犯の潜伏先や謎の死亡事件現場であったことでも知られている。

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■重苦しい幽霊の気配が

近隣住民には、この物件が持つ異様な雰囲気に不安を感じる人もいるという。セシル・ホテルの向かいに住むピート・モンジンゴさん(33)は、このホテルに幽霊が住んでいると信じており、毎夜「男に凝視」されていると主張した。

『The Sun』の取材でモンジンゴさんは「世界で最も幽霊の出るホテルの向かいに住むことになるとは、思ってもみなかった。真夜中になると、いつもホテルの窓から誰も自分を見ていないか確認しています」と神経を尖らせている。

モンジンゴさんは、最近になりこのホテルを探索することを決意した。警備員との信頼関係を築いて中に入り、ホテルの上層階に着くとめまいがひどくなり、「エネルギーが変わり、すぐに重く病的なものになった。監視されているような感じだった」と明かした。

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■未解決事件も多数

モンジンゴさんの心霊体験について真偽のほどは定かではないが、セシル・ホテルでは毒殺、銃撃、建物からの転落など人の死がつきまとっている。

最近では2013年に香港系カナダ人・エリサ・ラムさん(21)が、屋上の貯水槽内で溺死体で発見され、事件は未解決だ。

警備員たちも立ち入ることを避けているホテルの高層階は、連続殺人犯リチャード・ラミレスの潜伏先としても知られている。ラミレスは別名「ナイト・ストーカー」と呼ばれ、1980年代にホテルを拠点に13人の殺人を繰り返した。

また1964年に起こった、無名の殺人鬼による元電話交換手のゴールディー・オズグッドさんを強盗、強姦、絞殺を加えた事件も、未解決のままである。

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■「幽霊屋敷」ことセシル・ホテルの内観

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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド

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