レストランで破水した妊婦が「料理を下げないで」 太っ腹オーナーの気配りが話題に

「後でレストランに戻ってくるかも…。だからまだ片付けないで」。そうリクエストする妊婦の思いをオーナーが受け止め、素敵な提案で喜ばせた。

妊娠・妊婦

「妊婦さんを喜ばせてあげたい」「今は出産のことだけを考えてほしい」と願った優しいレストランオーナーのビッグサプライズが、SNSで話題を集めた。当日の経緯をタイのメディア『Thaiger』などが伝えている。


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■いきなりの破水

タイにある人気レストランで食事を楽しんでいた妊婦が、いきなり破水し陣痛が始まった。スタッフに救いを求め、「病院に行きたいの」「車を手配してください」と頼んだという。

引き受け準備を始めたスタッフに、妊婦は意外なことを言い始めた。「お願いです。料理は下げず、このままにしておいてくれませんか」「だって、まだちょっとしか食べていないんですもの」と言うのだ。

戸惑うスタッフに対し、妊婦は出産まで時間がかかる可能性があること、そして「すぐ生まれないようならここに戻り、残りを食べたいんです」と説明した。

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■オーナーの思いやり

慌てたスタッフは店のオーナーであるブームさんのもとに急ぎ、「妊婦さんが破水しました」「なのに『料理は下げないで』と言っています」と伝えた。

それを聞いたブームさんは、スタッフに「『今後9ヶ月、お客様のお食事を無料で提供させていただくとオーナーが申しています』とお客様にお伝えしてください。『今はどうか出産に集中し、頑張ってください』ともね」と返したそうだ。

この話はSNSでも話題になり、ユーザーからは「無事に出産が終わったことを願っています」「おもしろい話なのに、グッときた」といったコメントが多数寄せられた。

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■外出中に破水したら…

レストランなど外出先で破水し、焦る妊婦は意外に多い。特に出産が近い妊婦はそのようなケースを想定し、外出時にはタオルや下着、大人用おむつや夜用の生理用ナプキンなどをバッグに入れたほうが安心だ。

また破水した場合は、徒歩ではなく、基本的には車などに乗って病院に行くことになる。そのため、あらかじめバスタオルや吸水シートなどを多めに用意し、移動に利用する車に置いておくといい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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