普通は言いにくいけれど… 約3割が「嫌いな相手」にはっきりと伝えた事実
自分の気持ちははっきり伝えたほうが楽かもしれないけれど、言わないでいたほうがいいことも…。
社会生活を送る上で、人との付き合いは避けられないところはあるだろう。ときには相手を嫌いになってしまう場合もあるが、その気持ちを相手にわざわざ伝える人は少数派のようだ。
■約3割「嫌いな相手にはっきりと…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「嫌いな相手への対応」に関する意識調査を実施したところ、全体で33.3%の人が「嫌いな相手にはっきり『嫌い』と伝えた経験はある」と回答した。
■はっきり言える人は男性に多く
性年代別では、多くの年代で男性の割合が高くなっている。
女性には協調性を重視するタイプも多いと言われており、苦手な人にも強く出られない人もいるのだろう。一方で思ったことをはっきりと言うタイプは、男性に多いのかもしれない。
■彼氏面してきた男性に
彼氏面してくる男性に困った経験がある20代女性は、「普段はできるだけ、誰とでも仲良くするように心がけているほうなんです。ただ私のことを気に入った男性が、何度か食事に行っただけで彼氏面をしてきて…。その後も周囲に付き合っていると言いふらすなど、かなり振り回されてしまいました」と当時の状況を語る。
最終的には嫌いな気持ちを伝えたそうで、「このままではさらにエスカレートしてしまうと思った私は、付き合っていないことをきちんと説明しました。ここではっきりと伝えておいたほうがいいと思ったので、『むしろ嫌いなほうなので…』とも言ってしまいました」と続けた。
■本人に伝える必要はない
はっきりと伝えるタイプの人からは、「コソコソと卑怯なのは嫌い。だから嫌いな人には。ハッキリと嫌っていることを言う」や「嫌っていることを本人に伝えると面倒くさくなるという部分が長い間欠落しているので、嫌いな人に嫌いな態度をとってしまう」などのツイートも。
一方でわざわざ相手に伝えることはないと考えている人も多く、「嫌いを相手に伝える必要無いのに、伝える人。何なんやろうね」や「自分が苦手や嫌いだからと言って、わざわざ言葉に出すな」との意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名