古田敦也氏、ドラフト会議で“当たりくじを引く方法”を指南 真中満氏が驚愕
ドラフトの抽選で外れたことがない古田敦也氏がコツを解説。いろいろあった真中満氏も興味津々で…。
■ヤクルト黄金時代メンバーが集結
元ヤクルトの大野雄次氏が経営する飲食店に古田氏、荒木大輔氏、真中満氏、飯田哲也氏、川崎憲次郎氏とスワローズ黄金期のメンバーが集結し、トークをする。
今回の話題は、ドラフト会議。真中氏が監督時代にドラフトで「やらかした理由」を語る。そして同氏の影響でルールが変わったことに言及し、「僕も歴史に名を刻みました」と胸を張った。
■古田氏がドラフト抽選を語る
古田氏は「僕はくじを2回やって、2回とも確定を引いていますから。外れくじなんか見たことない」と語る。
続けて「(佐藤)由規は5球団。あと増渕(竜義)」とつぶやく。真中氏が「5球団はすごいよ」と驚くと、「俺からするとさ、引けないやつの気持ちがわからへん。当たりがあるんだから、そこにさ」とポツリ。
さらに「5球団で1番最初に引いた、5枚あった」と当時の状況を説明し、「みんな、どうですか? 5球団でヤクルトは弱かったから、1番最初に引けると。それで5枚あると別々に重なっているんですよ。みんなどれを引きます?」と質問した。
■冷静に考えて…
荒木氏と大野氏は「1番上」とつぶやく。川崎氏が「俺なんか混ぜてしまいそう。くじ引くとき、なんか混ぜちゃうんですよ。混ぜて、引いて、これで外れたら仕方ないという」と笑う。
すると古田氏は「冷静に考えたのよ。川崎みたいな理論で、後ろのやつ(スタッフ)が混ぜて持ってくることは絶対にない。折れ目がついていたらえらいことだから。だからすごい丁寧に、きれいに持ってくる。後ろも丁寧な仕事をしている」と指摘する。
そして「5球団だったら、当たりくじを1個置いて、4つのハズレを持って、これをどこに入れるか一瞬悩むと思う。俺ならどうするかを考えた」と話し、真中氏を驚かせた。