オリックス中嶋聡監督、「厳しい展開になると思う」 京セラでタイに終わった日本シリーズ舞台は甲子園へ【週刊バファローズ】
オリックス・バファローズが阪神タイガースと1勝1敗となっている日本シリーズ。きょう31日から、舞台は阪神の本拠地・阪神甲子園球場での3連戦に移る。
■SMBC日本シリーズ2023 10.28-29結果
対 阪神タイガース
大阪・京セラドーム大阪
10月28日(第1戦)
●オリックス(山本)0-8(村上)阪神○
10月29日(第2戦)
○オリックス(宮城)8-0(西勇輝)阪神●
※オリックスの1勝1敗。
■山本由伸が初戦先発
2年連続の日本一を狙うオリックスは、3年連続で日本シリーズの初戦にエース山本由伸を先発させた。
意外なことに山本はここまで日本シリーズで白星を挙げたことがない。前回登板したクライマックスシリーズ初戦(京セラ)18日のロッテ戦は今季ワーストとなる5失点を喫して、らしくない投球だった山本だが、この日も序盤こそ本来の力を発揮したものの、阪神打線に捕まり5回途中を投げて自己ワーストタイとなる7失点でKO。
打線も阪神先発の村上頌樹に封じ込まれて惨敗。降板後、山本は「大事な初戦のマウンドを任せていただいた中で、役割を果たせなかったことが悔しいです」と肩を落とした。
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■第2戦先発は宮城大弥
大敗翌日の第2戦、中嶋聡監督は打線のオーダーを組み替えて、前日ベンチ入りをしてなかった西野真弘、廣岡大志を起用。先発は宮城大弥が務めた。
宮城は前日つながりを見せた阪神打線を相手に緩急を使った投球で6回を無失点に抑えると、この日は打線が爆発。西野の先制打や廣岡のタイムリーなどで8得点。
前日とは真逆のスコアで、リベンジに成功。京セラ2連戦は1勝1敗のタイで終えている。