野菜のプロが教える、白菜の“黒い斑点”の正体 「えっ知らなかった」捨てて後悔する人続出
鍋物には欠かせない白菜。葉に浮き出ている「黒い斑点」を病気やカビだと勘違いする人も多いが、じつはその正体は…。
「野菜のプロ」として知られる青髪のテツさんが29日、公式X(旧・ツイッター)を更新。白菜に現れる「黒い斑点」について解説した。
■黒い斑点も「捨てないで」
秋が深まって次第に寒くなると、鍋物がおいしい季節となってくる。中でも、鍋に欠かせない具材が白菜だ。
青髪のテツさんは「黒い斑点が出た白菜を…捨てないでください!! 捨てないでください!! 捨てないでください!!」と呼びかける。
「黒い斑点の正体はポリフェノールなんです! 食べても全く問題ありません!」と説明し、「できればお買い物のときも避けないでもらえると嬉しいです!」とつづっている。
■「病気だと」「カビだと思ってた」驚く声
白菜に浮き出た黒い斑点は、カビなどと勘違いしてしまいがちだが、正体は渋みや苦味、色素の元となるポリフェノールで、ほぼすべての植物に含まれている。白菜に黒い斑点が出るのは栄養や温度が原因で、栽培環境や、収穫後の保存環境によって発生するという。
青髪のテツさんの投稿に、ユーザーからは「えっ、知らなかった。捨ててたわ…ごめんね白菜さんたち」「黒い斑点病気だと思ってました。切って捨ててた…」「カビだと思ってた」「黒い点がまさかポリフェノールとは思いませんでした」と驚く声があがった。
■おいしいカット白菜の選び方
ちなみにテツさんによると、スーパーなどで販売されているカット白菜を購入する際には、なるべく切り口の葉が黄色く、切り口が平らなもの、芯が白くみずみずしいもの、葉がみっちりと詰まっているものを選ぶと、新鮮でおいしい白菜が食べられるという。