ビートたけし、『TVタックル』で岸田文雄首相の“税金政策”に苦言 他の出演者も不満続々
ビートたけしが岸田文雄首相の税金政策や野党の現状に憤り。大竹まことや東国原英夫、眞鍋かをりも異論を口に。
■消費税減税が有効打?
須田氏は減税の目的に景気対策があると指摘し「5兆円程度で景気なんか良くならないんですよ。なんの意味もない減税になる」とコメント。東国原も「5兆円をばらまいたとしても、みんな使わないですよ。景気対策にはならない」と同調する。
阿川が「どんな方法が景気対策になる?」と質問すると、須田氏と東国原は「消費税減税」と話した。
■たけしが野党にも苦言
スタジオではこのあとも岸田首相に須田氏や東国原、そして大竹から「もう1期総裁をするために地盤固めをしている」「国民のほうを見ていない」と不満が続出する。
話を黙って聞いていたたけしは「選挙って考えれば、自民党はどうにもならないって言うじゃん。野党を入れようよというと、どこがあんのって、わからないんだよ。野党も野党で、なんだこりゃっていう」と指摘。
たけしの発言に東国原は「それも岸田さんの戦略」と同調し、須田氏も「野党の体たらくが、岸田さんの好き放題をまねいた」と憤っていた。
■消費税減税を望む人は…
増税イメージが定着しつつある岸田首相が突如ぶち上げた減税。その内容を評価する人は少なく、消費税減税を望む声が多いようだ。
Sirabee編集部が新型コロナウイルスの影響が色濃く出ていた2020年9月、全国10〜60代の男女1,844名に実施した調査では50.6%が「経済対策として消費税を減税するべきだと思う」と回答。「経済対策には消費税減税」と考えている人が半数を超えている。
『TVタックル』出演者の議論に、視聴者からはさまざまな意見が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)