相手を思ってのことなら… 約8割が「嘘をつく行為」にいい印象を持つ理由
正直になにもかも言うと、ときに人を傷つけてしまうこともあるので…。
嘘をつく行為は、あまりいいことではないとされる場合が多いだろう。しかし状況によっては、嘘をつくのは優しさの一つだと考える人もいるようである。
■約8割「嘘をつくのも優しさ」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で84.4%が「嘘をつくのも優しさの一つだと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が83.1%、女性が85.7%となっていた。
■嫉妬深い彼女に対して
彼女によく嘘をつく20代男性は、「付き合っている女性がいるのですが、彼女は嫉妬深い性格なんです。会社の飲み会に女性がいると聞いただけでも不機嫌になるので、最近ではどんなときでも『男しかいない』などの嘘をついて乗り切っていますね」と語る。
これまで嘘をつくことはいけないと思ってきたものの、「彼女に本当のことを言うほうが、ややこしくなってしまうので…」と考え方が変わったとも話していた。
■好きな人に彼女がいるのに
好きな人について友達から嘘をつかれていた20代女性は、「私がずっと片思いしている人に、彼女がいることが発覚したんです。そのことを友達はずっと知っていたのですが、私が傷つくと思って黙っていたようで…。ただそんな大切なことは、きちんと話してほしかったと思ってしまいましたね」と当時を振り返る。
優しさを感じるよりも裏切られた気持ちが強かったようで、「ずっと友達から嘘をつかれていたと思うと、地味にショックを受けました」と続けた。
■自分の嘘を正当化する人は…
自分の嘘を正当化する人が苦手だと思っている30代女性は、「嘘をつかれたほうが優しさだと感じるのは、それでいいと思うんです。問題なのは自分の都合のいいように嘘をついているだけなのに、『傷つけたくなかったから』と正当化するような人はどうしようもないと思ってしまいます」と自分の考えを述べた。
さらに続けて、「嘘を上手につける人に、優しいタイプはいない気もするんです」とも語っていた。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女1,000名
