徳光和夫、阿部慎之助監督のドラフト抽選勝利に喜び 「新庄さんに勝った」
徳光和夫がドラフト会議で日本ハムと競合のすえ、当たりくじを引いた阿部慎之助監督に「新庄剛志さんに勝った」と喜びを爆発させた。
■ドラフト会議に言及
番組冒頭徳光は「おととい公開形式で開催されたドラフト会議、久しぶりだったわけです。それぞれの球団が今年は豊作でしたから、それなりの選手を獲得したなと思うわけです」と語る。
そして「ジャイアンツは最初から名前を公表して、それでほかに指名をさせないっていう戦法をとっていたんですけども、今回はそうではなかったわけですね、2日前に出してきた」と指摘。
続けて「ところがですね僕、ジャイアンツのスカウト部長の水野雄仁さんと、いろいろこう9月ぐらいに話したら、そのときに西館という中央大学の投手が挙がっていたんですよね。相当ほしかったみたいです。それは阿部新監督になってからというわけではなく、巨人軍としてご執心だったみたいであります」と明かした。
■巨人は「100%大成功」
徳光はさらに「中央大学で阿部さんの後輩ですし、まさに100% 大成功だったという、1位指名としましてはね」と評価。
続けて「しかも抽選で、あの新庄さんに勝ったわけですよね。新庄さんは0コンマ、02ミリぐらい厚かったんで、絶対自分が勝ったとおっしゃってましたけど、しんちゃんのほうが勝っちゃったってことですよね」と喜びを爆発させる。
アシスタントの石川みゆきが「幸先のいいスタートになりましたね」とつぶやくと、徳光も「そういう意味ではいいスタートを切ったかな」とコメントした。
■「新庄さんに勝った」
番組中盤の「朝刊ウォッチング」でも徳光は「新庄監督に勝ったのは大きいですよ。阿部さんはこれだけでも自信がついたと思う」と称賛する。
西館投手については「大勢みたいな投げ方をするんですよ。155キロでありますんでね、投球術を良く知っている投手だなと。即戦力可能な投手だと思う」と期待を寄せた。
■巨人のドラフト戦略に持論
巨人のドラフト全体については2位以下が全員社会人野球出身だったことに触れ「今回のドラフトは現実に即応したドラフトだと思う」と話す。
そして「育成のほうで高校生4人をとっているんでありますけども、 大変昨今のドラフトでは珍しくですね、全部即戦力という。即戦力可能だっていう人たち。社会人出身のプロ野球選手はいずれも即戦力です」などと指摘する。
その後指名選手を紹介したのち「高校生のほうも、巨人的には良いドラフトができたんじゃないかな」ともコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)