勝手に涙が流れてきて… 約6割が感じている「自分が泣きやすい」と思う理由
自分の意思と反して涙が流れてくるので、困っている人もいるようだ。
ふとしたことで、すぐに涙を流してしまうタイプの人がいる。涙腺が弱いと言われる人たちだが、すぐに泣くせいでなにかと苦労をしている場合もあるようだ。
■約6割「涙腺が弱いほうだ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「涙を流す頻度」に関する意識調査を実施したところ、全体で63.5%の人が「自分は涙腺が弱いほうだと思う」と回答した。
■女性に多い傾向
性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが印象的といえるだろう。
女性のほうが感情を抑え切れられず、思わず泣いてしまう人が多いのかもしれない。また年齢を重ねるほどに涙腺が弱くなると言われているが、男性では若干だがその傾向が見られる。
■少し叱られただけで泣く
仕事で叱られたときに泣いてしまうことがあるという20代女性は、「会社でミスなどをして注意されているときに、たまに涙が出てきてしまうことがあるんです。相手も私を否定しているわけではなく、これから気をつけるために伝えてくれているのは理解しています。それなのに、自然に涙が出てしまって…」と気持ちを語る。
あまりよくない癖だとは思っているようで、「私が泣き出すと、相手もトーンダウンしてしまうんですよね。きっと泣かれると、どうしていいかわからなくなってしまうのでしょう。きっと泣くことを『ずるい』と思っている人もいると思うので、できればやめたい癖ですが直らないんです」とも話していた。
■悲しくても涙が出ない
あまり泣くことがない30代女性は、「私は悲しいことがあっても、あまり涙を流さないほうなんです。昔から泣くことを我慢する癖があり、それに慣れてしまったのかもしれません。先日、転勤する先輩の前でみんなが泣いているのに、一人だけ平然とした顔をしていたのは気まずく思いました」と話す。
冷たく思われるのが嫌だと思っており、「あまりによく泣くのも大変だと思いますが、私みたいに大切なときに涙が出ないのもどうかと思いますね。冷たい人に見られてしまうのが、少しつらいところで…。泣いていなくても、悲しい気持ちはきちんとあることを知ってほしいと思ってしまいます」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名