二宮和也の独立は“映画のジャニーズ離れ”が要因? 「決定的だったんじゃないか」元文春記者が解説

二宮和也の独立発表について、『週刊文春』元記者が解説。25周年を迎える嵐の活動再開の可能性についても言及している。

嵐・二宮和也

『週刊文春』の元記者でジャーナリストの赤石晋一郎氏と、同じく元記者でノンフィクションライターの甚野博則氏が26日、公式YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』でライブ配信を実施。嵐・二宮和也の、スマイルアップ(旧・ジャニーズ事務所)からの独立について言及した。

【動画】二宮の独立について解説


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■「個人でやったほうがやりやすい」

二宮は今月24日、同日をもって独立することを発表。嵐の活動は2020年末から停止の状態となっているが、再開した場合にはメンバーとして活動する意向を示した。

独立について、赤石氏は「たぶんいくつかの要因があるんですけど、ジャニーズ事務所にいるより動きやすいっていうのがあるんじゃないか」と話す。

スマイルアップは新たにエージェント会社を設立してタレントと契約する形態となるが、「役者ってオファーが来ることが多い。そうすると、エージェントいらないじゃないですか。個人でマネージャーつけてればいいわけだし。岡田(准一)くんが辞めたように、役者は個人でやったほうがやりやすいって側面がある」と説明する。

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■「決定的」になったのは…

さらに「あとは、“映画のジャニーズ離れ”が始まってるらしいんですよ。それがたぶん彼には決定的だったんじゃないか。いろいろ協賛を募るのにも(都合が悪い)ってのもあるだろうし、そこが彼はショックだった一面なのかな」と明かす。

二宮自身も、出演していたCMに影響が出ており「『役者も(話が)飛ぶんだったらやばい』って思うわけじゃないですか。そういったタイミングじゃないかなと」と語った。

スマイルアップ側は、二宮と交渉を続けるとしているが、「あれもたぶんポーズだと思う。(退所の)流れを止めたいがための」とした。

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■嵐の活動再開の可能性は

二宮は参加する意向を示しているものの、嵐の活動再開の可能性について、赤石氏は「聞いていると、99%再結成はないって言われている。自分がそれを拒否しちゃうと、二宮くんが悪者になっちゃうじゃないですか。それを避けたんじゃないか。二宮くんが嵐を壊すわけにはいかないという配慮」と真意に触れる。

「大野(智)くんがまったくやる気がない。それを説き伏せることができるのか」と、活動再開は難しいとの見方を示し、「ジャニーズとしては、嵐のファンクラブが解散したらどえらいダメージじゃないですか。そこは、やらないまでも『やる』って言い続ける必要があるんじゃないかという気もします」とも述べる。

事務所の今後について、「自分で生きていける人はどんどん辞めていくっていう流れは止められないのかもしれないですね」と語っていた。

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■視聴者からも疑問の声

赤石氏の話に、視聴者からも「独立はエージェント契約とは違う? 独立したのに嵐にもなれるのか? って不思議なことばかり」「嵐のファンクラブどうするんだろう」「ファンクラブの会費どうなるんですかね?」と疑問の声が。

また、二宮のファンからは「ファンからすると、嵐のファンクラブを継続するべきか否か。個人の宣伝やチケットなどどうなるのか? 悩みどころです」との声も寄せられている。

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